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ミケル・バルセロ展 東京オペラシティ  1/13〜3/25

おもしろそうなのでオペラシティのミケル・バルセロ展へ。
まったく知らなかったが、ピカソと比較されているくらい期待の作家のよう。

オペラシティは1階、2階とあるが両方とも一つの企画展に使われているのをはじめて見た。
たぶんそれほど気合いが入っているのだ。

とにかく全ての作品が画布から飛び出している。
物質的迫力が有無を言わさぬ力強さを醸し出している。

素材や制作場所へのこだわりも強いようで、作家のモチベーションになっているようだ。



影の濃さで絵では出せない鋭い黒が印象深い。




メロンとは何か?
メロンとそっくりに描くことがメロンなのか?
メロンかどうかはわからないが、何か物質の本質を突きつけくるようだった。

めちゃくちゃ大好き、というわけではないが心を鷲づかみにしてくるものはあった。
絵画の可能性に挑んでいるようにも見えた。
ぜひ見て確認してほしい企画展。



オペラシティは同時に若手作家の展示もしている。
水戸部七絵、こちらも強烈。
表現方法が似ているから選ばれたのかな。

一見の価値あり。

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