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深井隆 物語の庭   板橋区立美術館 3/14〜6/28

こんなに美術館に行ってないのはいつぶりなのか。
自転車で長距離走るのもいつぶりなのか。きのうはとにかく夏だった。

とりあえず、会期終了が近い順に行くことにして、今回は誰かのインスタ見ておもしろそうだった6/28までの深井隆展へ。

板橋区立美は人生で2回目。
自転車で行くと赤塚駅からのアップダウンがすごくてすぐ記憶が蘇った。
汗だく。

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紹介文にもあるように作品は全体を通して詩的、童話的な雰囲気。
素材は金、銀、木を使い、家や馬や翼、月などが作られている。


展示は大きく4つに分けられている。

まずは家。そして庭、椅子、翼。

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水色で統一された家だったり、翼がついたり、不思議な世界へ連れて行ってくれる。
一体何を現しているのだろう。
家はだいたい1つで、木の台の上に据えられていて、台は海なのか地球なのか。
ひとりの孤独?純粋?それとも人間、生物全体の住処なのだろうか。

丸み帯びた家と色が心身ともに涼しくさせてくれるのは間違いなかった。


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月の庭はとても工夫されていて、床に置かれた月と上半分だけ出ている馬が平面と立体を混ぜ合わせた感じになっている。上から照らされた光は月を月らしく見せ、上半分の馬は自分の目線が馬の目線より高くあるので、見ている僕が浮いているような錯覚に陥る。
ぜひ体験してみてほしい。

馬の首が月と同じ金色なのは会話でもしてるのかな。


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青の翼の題名は「青空」だったのでマグリットの鳥と空の絵みたいな感じなのかな。
翼や椅子もそれぞれ物語感たっぷりの彫刻なのであれこれ想像しながら見ると楽しい。


人はそんなに多くなく、マスク装着、消毒もして、ある程度安心して見られると思います。
本当にひさしぶりだったのでとてもうれしい。
来週か再来週はどこへ行こうかな。

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