ちゃんと怒られへんやつは死ね

いわゆるパワハラ上司やブラック企業に比べれば、自分の状況なんて遙か知れたものである。

であるが、やはり自分の職場にも怒り方が下手な人間はいる。
自分のイライラした感情の捌け口にしたり、相手の人格ごと否定したり、本質とは的外れなことを言ったり、ただ相手を不快な思いにさせたり、様々である。

自分のところでは派閥のようなものがある。それを一括りにして、相手の派閥のたった1人に「お前たちは」と攻撃するのはお門違いだ。

きちんと相手の仕事ぶりを観察し、表面上だけを見て判断するのではなく、なぜそうなったのかを考える。そして、相手を評価しつつ、対話を交えながら教育をする。

これこそが、人の上に立ち指導する人間の超基本的な考え方だと僕は思う。

また、フォローの仕方が下手なのもいけない。
「これはあなたのためを思って」というのは、今の時代的にもあまり良くない。
さらに、日頃の会話無しに指摘ばかりするのも、敬遠されうざがられる原因になる。

とにかく対話は大事だ。何事も。

今どきパワハラだとか言って上司の方が狭いのも、何かを言われてすぐかっとなる若者も、どちらも良くないとは思う。
だから、言いにくい環境が出来上がっているのも無理はない。

だが、尊敬されている又は相手に覚悟がある状態で聞く姿勢が出来ているのであれば、言うべきことは言うべきだ。
そして、それを目指して自分の背中を下の人間に見せるのである。

そういう人物になれない人間は、はなから人に物を教える資格などない。
しかし、よりにもよってそういう人間の方が人にものを教えたがり、そして教え方が下手なのである。

そういう頭が悪い人間は死んで欲しいと切に願うばかりである。

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