これはクリアできるでしょ?プッシュアップ テスト!!!
はじめに
つい最近、プッシュアップ(腕立て伏せ)に関する解剖学的な正しい方法についてのnoteを書きました。
もうお分かりの方も多いと思いますが私岩沢はプッシュアップが大好きなんです。
最近はタイソンプッシュアップをやることが多いのですが、それ以外でもいろいろなプッシュアップを楽しんでいます。
多い時には1日に300レップ、少ない時でも100レップはやっています。
プッシュアップをやっているおかげで「普通のプランク(プローンプランク)」をやることはほとんどありません。
そんなプッシュアップ大好きな岩沢ですが、もちろん目的達成のために必要なクライアントの指導に取り入れることもあります。
もちろんオーソドックスなプッシュアップも指導しますが、必要に応じて様々なバリエーション(例:ダイヤモンドプッシュアップ、プライオプッシュアップなど)をプラスします。
ではQuestではどのタイミングでこのようなプログレッション(強度・難易度の発展)を行うのかというと、あるテストを行なってその基準をクリアするかどうかのアセスメントをしてから。
そのテストというのが今回のnoteのテーマ「プッシュアップ テスト」です。
女性の場合にはまた異なる評価基準でプッシュアップテストを行うのですが、今回は「健康な一般成人」に対する標準的な方法についてお伝えします。
目的
プッシュアップに対して一定の体力レベルを持っているかを評価し、今後のトレーニング計画に反映する
一定の基準を設けることで、それが目標になりモチベーションにつながる
エクササイズの方法(健康な一般男性の場合)
手は肩幅かそれよりもやや広く、足は腰幅に開いたハンドプランクポジションを作る
胸の下に2リットルのペットボトルを長方形の短い辺が縦になるように(高さが低くなるように)置く
肩関節を30度〜60度外転にしながら肘を曲げる
胸がパットボトルに触れたら腕を伸ばしてスタートポジションに戻る
ポイント
腕を曲げるプロセスで3秒、ボトルに胸が触れる位置で1秒、腕を伸ばすプロセスで3秒、トップで1秒。このカウントをキープする。
(できればメトロノームを使う)常に外部標識(耳たぶ、肩峰、大転子、膝関節側面、くるぶし)を一直線に姿勢を崩さない
評価基準
1セット15レップ、インターバル2分、これをトータル3セット
常にテンポ、スピードを保つ
常に姿勢を崩さない
ボトムではペットボトルに胸は触れるが、胸を乗せることはしない
以上がQuestで実施している「プッシュアップ テスト」です。
誰に、どんなタイミングで・・・
まずQuestでのセッションも含めてある程度のトレーニング経験があること。
普段からプッシュアップを行なっていること。
そして一番重要なのは、このテストをクリアする可能性が極めて高いだろうと僕が判断している人であること。
これは僕のパーソナルトレーニング指導におけるコーチングの基本的なマインドセットです。
つまり「無謀なチェレンジをして挫折するという経験はしない方が良い」
いや、チャレンジは重要なのです。
でもチャレンジするなら高確率でクリアするべき。
それなら事前にできるだけ対象についてリサーチし、勝つための対策をし、現状の問題点をあぶり出し、その穴を埋める努力をして、自信を持ってチャレンジし、確実にクリアする。
その事前準備の段階も含めて初めて「やればできる」という真の「自己効力感」が得られると考えているからです。
最後に
今回のnoteではQuestで実施している「プッシュアップ テスト」の目的や方法について書きました。
普段から僕のこのnoteを読んでいる方はもうお分かりだと思います。
そう、今回のプッシュアップテストの実施も「エクササイズ ロードマップ」の中の一環なのです。
全てのエクササイズはそれそのものがゴールではなく、本当のゴールに行き着くまでの長い道の一つの道標にしかすぎないのですから。
さて今回の「プッシュアップ テスト」いかがでしたでしょうか?
ぜひあなたもトライしてください!
きっと「あれ、結構簡単にできる!」と思う方も多いはずです。
そう、その通りなんです!
なぜならこの「プッシュアップ テスト」をクリアすることは、ある意味「スタート地点」に立っただけ。
さらに様々な能力を高めるファンクショナルトレーニングの旅はここから始まります。
これくらいできてから「バーピー」とかやらないとそれもちゃんとできませんよ!というメッセージでもあります。
もしクリアした方はぜひコメントで教えてくださいね!
楽しみにお待ちしています。
そしてこのような「エクササイズ ロードマップ」に関する「動画セミナー」を来月リリースします!
その情報も(特に最速先行割引などの割引情報!)noteに随時アップしますので、ぜひフォローしてお待ちください!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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