この就労移行支援を使えば就職できる!
推しごと占い屋です!ハイカラナハカライです!
私は発達と精神障害を併発して手帳所持者となり、就労移行支援をつかって障がい者枠でそれなりの企業に就職しました。
今回は元・利用者の視点から利用を検討している方に「就労移行支援を選ぶコツ」を紹介します。
私なりの結論は「近所の大手にしとけ!」です。
1.アドバイスするまでにいたった経緯
(1)やりたいことがある人は無視してください。
「人と関わりたくないから在宅でイラストレーターをしたい」、「プログラミングを仕事にしたい」といった目標がある方はそれに特化した就労移行にしましょう。
探せば意外にありますし、結局はご自身の気持ちが大事です。
しかし既に夢破れていて、もう失敗したくないという人がいます。そんな方はお読みください。
(2)「見るべきポイント」は多すぎて発達には正直キツい。
①「自分の障害に対応しているか」
②「スタッフの相性はいいか」
③「プログラムの内容がどうか」
などチェックしておくべき項目は多いです。
しかし、障害で悩んでいる状態でチェックするのはキリがありません。
そもそも、「人のしぐさや表情を見て感情を理解するのが難しい」から発達と診断されている方には無茶ぶりです。
そこで、上手く活用できたパターンとして、ワンポイントアドバイスをお知らせしたいと思いました。
2.なんで近場の大手がいいのか!
(1)勤怠の実績を作りやすい!
障がい者雇用の就活で一番大事なのは勤怠の安定です。
就労移行は面接のときに「●カ月間通っていました!」と言える様に実績を作るためにあると言っても過言ではありません。
このとき無理して遠方に通っていると、メンタルの調子が悪い時に通勤で苦労して欠席がつくことが予想されます。
個人的な目安ですがドアtoドアで1時間は切ったほうがいいかなと思います。
(2)ハローワーク、役所と連携が取れやすい。
通っている就労移行とお住まいの同じ町という人が多いので、職員同士が顔見知りで連携プレーができています。
これを利用しないのはもったいないです。
就労移行に通いだした後も、受給者証(=通うために必要なモノ)や求人票入手などで、何かとハローワークや役所に行きます。
特に就活中はメンタルを病みやすいので、減らせるストレスはつぶしましょう。
(3)大手は就活に有利!
就労移行は大手から、情報が少ないところまでピンキリです。
もしあなたが採用担当だったら、
①検索して出てくる企業の支援員と来た人
②名も知らなくてちょっと怪しいところから来ている人
どちらが信頼できますか?
障がい者就活は、「自分がヤバくなったときに支援体制をどれだけ持っているのか」も採点対象です。
ちょっと嫌な話ですが意識は持っておきましょう。
3.このチョイスのデメリットと対策
(1)大手は専門的なスキルは教えてくれない。
基本、どんな人にでも使える基礎的なことしかやりません。
特にPCスキルは立ち上げ~ちょっと使える程度までしか教わりません。
私は前職の経験がありエクセルに明るかったので、今の企業で活躍できていると思いますが、就労移行では物足りなかったです。
結局のところ自習の時間で頑張るぞ!という気持ちでいきましょう。
なお全く役に立たなかったというとそんなことはなく、私はコミュニケーションやセルフケアのプログラムを受けた結果、流行っているメンタルヘルス・マネジメント検定の勉強が超絶はかどりました。(検定受かりました)
(2)自宅の近場だと電車通勤の練習にならない。
徒歩で来る人と電車を使う人との差はここだと思っています。
障害ありの状態でネックになるのは通勤です。会社員の46%がしんどいと思っているというデータもあります。
私の場合、就職前は徒歩20分くらいだったものが電車入れて70分となりました。
そのため辛くなるのは自分でも予想できたので、内定後から勤務開始までは就労移行に通う前に、受かった企業に行ってから向かっていました。
こうすると通勤ルート上にスーパーや飲食店がないとか、トイレが少ないといったことがわかるので、かなりおススメです。
(3)どうしてもそりが合わなくて支援を変更したときに気まずい。
近所の場合なにかと出くわすので、できる限り円満に行きましょう。
この対策は筋を通してやめるだけです!
いかがでしたか。迷ったら近場の大手!を合言葉にこの記事を参考にしてください。それではまた!
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