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現地インターン生紹介〈リアン〉

初めまして、リアンです。GUÉNEUの現地インターン生として2024年の2月中旬から3月中旬の1ヶ月間セネガルに滞在し、アフリカ布の調達から販売まで全て行わせていただく予定です。ここでは、私の簡単な自己紹介とインターンへの参加理由や目標についてお話しさせていただければと思います!

コートジボワールの首都、ヤムスクロで撮った一枚


*自己紹介


 名前は、莉杏と書いてリアンと読みます。フランス語のlien(絆)から意味を取ったそうです。笑。小学校、中学校は日本の学校で過ごし、高校は単身ニュージーランドへ渡り、現地の高校へ入学しました。現在は、上智大学の教育学科に通っています。趣味は、スキーと山登りです。スキーは、小学校の頃に学校の研修の一環として毎年スキー教室に通っていたことをきっかけに家族でもスキー旅行に出かけるようになり、それからは毎年北海道にスキー旅行へ出掛けています。山登りは、父の影響で大学に入る少し前から好きになり、ワンダーフォーゲル部への入部をきっかけに本格的に山登りを始めるようになりました。元々全く体力がない方だったのですが、最近は全行程9時間ほどの山もゆっくりではありますが登れるようになりました!

アルプスの女王、燕岳に登頂した時の一枚



*なぜインターンに参加しようと思ったか

 私がこのインターンに参加しようと思った大きな理由は、アフリカ布のアパレルビジネスを最も実践的に学ぶことができると感じたからです。

 元々、小さな頃から将来は漠然と国際協力に携わる仕事がしたいと思っていました。その支援対象としてアフリカには興味があり、大学では積極的にアフリカに関する講義を受講していたのですが、開発への学びを深めていくうちに国際機関が中心となって行う国際協力の限界を学び、支援の意義そのものに疑問を感じ始めました

 そんな時に、大学の夏季プログラム「アフリカに学ぶ」に参加し、人生で初めてアフリカ大陸、コートジボワールへ行く機会がありました。初めてのアフリカ大陸は私にとって非常に刺激的で道路の溝にはゴミが散乱し、インフラが十分に整備されていないなど、マスメディアでよく見聞きするアフリカのイメージを彷彿とさせる部分はあったものの、治安の良さや経済的な成熟度の高さはもちろん、特に人々の持ち合わせている優しさや向上心の高さに感動しました。

ゴミが散乱する道路
ヤムスクロにある世界で最も大きなバジリカ大聖堂
ヤムスクロ市長と秘書の方々との一枚


また、研修ではJICAやアフリカ開発銀行、豊田通商が行っている事業についてお話を伺える機会があり、そこでビジネスパートナーという対等な関係でアフリカと携われることを学びました。今まで先進国が支援側、アフリカが支援される側という従属関係に懸念を持ち合わせていた私にとってビジネスパートナーという対等な関係性でアフリカ社会をより良くすることができるという発見は非常に大きいものでした。それから私の中での関心が支援からビジネスへと変わり、アフリカンビジネスについて調べているうちにアフリカ布のアパレルビジネスを展開しているGUÉNEUと出会いました。小さい頃からファッションに興味があり、アフリカンファッションが大好きだった私にとって、アフリカ布を通してアフリカと対等な関係性で携われることのできるGUÉNEUのインターンシップは非常に魅力的でした。大学3年生という進路を考えなければならない重要な学年に差し掛かる前に自分の興味関心を見極めたいという想いから、大学2年生の最後の春休みであるこの時期に参加することを決めました。



*インターンでの目標、将来の目標

―インターンでの目標 

 まずは、このインターンシップへの参加目的であるアフリカ布ビジネスのノウハウを学ぶことです。デザイン考案から布調達、テーラー探し、制作依頼、販売と短期間の中でこれだけの業務をこなすのはかなり大変ですが、実際に現地へ赴かないと中々体験することが難しい業務だと思います。この機会を通じて、そうしたノウハウを学び、将来に活かせることができたらいいなと考えています。

コートジボワールの布屋さん


また、自分の殻を破ることも今回の目標の一つです。私は、ニュージーランドの現地校へ入学したのですが、当時は今ほど英語を流暢に話すことができなかったことやアジア人差別を受けた経験から、積極的に話しかけにいくことを諦めてしまい、あまり現地人の友達ができなかったという挫折経験があります。非英語圏や非西欧諸国であることを十分に活用し、積極的に英語やフランス語でコミュニケーションを図り、イスラム教やキリスト教かつ土着の文化が混ざり合うセネガルの社会や価値観を学び、自分の殻を破るきっかけにしたいです。


―将来の夢

 まだ明確には決まっていませんが、アフリカと携わることができるような仕事がしたいと考えています。大学卒業までの目標は、その様々なアフリカへの携わり方から自分が最も納得した形での携わり方を見つけることです。大学での理論的な学びを大切にすることは勿論のこと、今はその目標に向かって多様な人々と出会い、様々なことを体験していきたいです。

 長くなりましたがここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!セネガルでの様子は、GUÉNEUのX(旧Twitter)と Instagramで発信予定なのでぜひチェックしてください✨

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