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バスでの出来事

韓国ってここが違うな~ってまず思うことは、
ものすごくパリパリ文化だなあって常に思います。
パリパリ文化というのは、「빨리빨리(パリパリ=早く早く)」
何事も早ければ早いほどいいという考えのこと。
まあ悪く?いえばせっかちというか。

これを直に感じられるところが、バス。
普段よくバスを使う方なんですが、ある平日の夜に乗った時のこと。
時間帯的に退勤時間と重なりバスの中も混み合っていて、はやく家に帰りたいな~と思ってたり。
バスに乗る前にはもう既に夜ご飯を済ましていました。
(おいしかったな~スンドゥブ。高かったけど。)
私、特にご飯を食べた後に乗り物とかに乗るとものすごく睡魔に襲われるんです。笑(完全なるフードコマ)
まあ食べてなくても乗り物に乗った時って眠くなりません?
そんなこんなで、結露で曇った窓ガラスをぼーっと見ながら揺られること数分後、目的地に到着。
その目的地は地下鉄の駅なのでたくさん降りる人がいました。
旦那さんに続いて降りようとしましたが、人が多かったので少し待って後の方で降りようと。
降りる時に交通カードをピッってするんですが、私の前にいたおじさんが2.3回してもうまくピッって出来なくて。
その隙に私はカードをピッってしたんですが、ピッと押した瞬間にバスのドアを閉められて、、、私とそのおじさん、降りられなかったんです!

ほんの一瞬の出来事とおなかいっぱいでぼーっとしているせいで何がなんだかわからない状況の中、旦那さんが慌ててバスの運転手を止めようとして走る姿をバスの中から見ることしかできず。笑(まあ当たり前に気づかない運転手。)
結局次の停留所まで行くことにし、割とそこまで距離が無かったのが幸いでした。
次の停留所まで駆けつけてくれて、一瞬はぐれた旦那さんとようやく(?)会い、「めっちゃ焦った!」と心配してくれた反面、私の口からは、
「あのおじさんのせいだよ!!!!」と。笑

いや、でもよく考えたらそのパリパリ文化を知っている中、なぜ早く行動して降りられなかったのか。
閉められた瞬間、「ここで降ります!!!!!!」と勇気をだして言えなかった自分のせいだなぁとも。
早く行動して自分の意志を言わないと置いていかれるよ!とよく言われるんですが、まさにこのこと。
あの時はおじさんのせいにしたけど、やっぱりまだ私は早く行動することに慣れていないのと、自分の意志をうまく伝えるのが得意ではないなあと再確認しました。

次の停留所の半分(笑)の距離を全力で走ってくれた旦那さん。
汗ばんでいたけど急に秋めいて冷たい風のおかげで
そこまで出なくて良かったねと思うことと、
ありがとうと思うことだけが唯一私ができることでした。笑


バス乗り場の風景

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