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読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二.五章 早押しの分類そのテレビへの応用(P.337~P.310))

前回のノートはこちらから↓


以下、読むのと同時進行で殴り書きしたメモ。(2021/10/31)

  ◇  ◇  ◇

・チャプター2.5。2.5って...アタック25を意識したのか?いや、先日の放送によると、そんなことはなく偶然だったそうだ。

・一般の方は、この2.5から読み始めるといいんじゃないかとのことでした。一般の方が、クイズって言われて最初に思い浮かべるのが東大王などのテレビクイズなので、そのテレビクイズで何であんなに早く押せるの?という疑問に答えているからだそうです。しかし、2.5って...。

・タイトルからすると、テレビのクイズ番組の話が出てくるのかねぃ?みてみよう。

  ◇  ◇  ◇  

・読み上げね、そうね。テレビという映像を使える媒体で、音だけってのは辛いもんね。そりゃ主流ではないわさ。

・あぁ、2章までの構文分析が使えないよ、という話か。となると、じゃあ、どういう風に思考してんの?という話になるわな。「思考の解体」をうたうのだから。

・なるほど。読み上げ式が現代のテレビに向いていない理由ね。先に書いた理由がひとつと、アマチュアクイズ側における技術コストの問題ね。

・ほぅ、ちゃんと2章の話も生きてくるとな!よかったよかった。(というか2章をまだ読んでいないので、よかったも何もないのだが、、、)

・デクレッシェンド、、、ピラミッダルのことか。逆ちゃう?いや形としてはわかる。だんだんと絞られていくというニュアンス、何だろう。ズームアップやピントインとか、ウェル・ピンニングの方が適切ではないだろうか。

・難度制約による推測をピラミッダルの中にも見出して活用できるよ。ということね。

・「構造を先に宣言する」ね。実はこの機能を読み上げの中で持たせたのが、今ではすっかりパラレルの一部になってしまった「カテゴリ明示節」なのよね。

・クイズ作家の日髙氏が主張していたように、パラレルの問題は初めからメタパタンを伴ったものではなく、当初は単なるシーケンシャルだったのだ。ここにもクイズ形式を系統樹的にとらえる感覚が生きてくる。この「構文を示す」という役割節が問題文にあるという考え方は、クイズ問題の分析において、市販本では初めてみる考え方である。GJ!伊沢拓司!!

・あぁ、テレビの現場では、先のクイズ問題のヒントになるようなことを口走るなんて放送事故もあるのかなぁ。たまに日常のクイズでもあるよね。それを防止するために、自作問を発表会では、まとめて出題した後に感想戦をするというやりかたをする時もある。

・25個の構文。ここもアタック25を意識しているのか?(※偶然だそうです。)

・映像クイズの構文(フレーム)分析ね。017~019、、なんだろ。後で見よう。

・なるほど。マジカルの映像クイズを、ヒントでピントと比較したか。共通項問題から前フリ型のピラミッダル構造へ、んでQ様。読み上げ式の早押しと構造が近づきましたとね。

・きた!先日の配信でも言っていた「地球押し」だ。ここで来るのね。他に説明しやすい良いワードぜよ。キャッチーさ、おぼえやすさ、インパクト、エピソード性、ググラビリティ。どれをとっても良いワードですね。ハッピーフィート!!🐧

・そうね。排他律から逆算して可能性をつぶすやり方。これぞ深さ2の思考ぜよ。これが行き過ぎて汎用化すると、”どうせコレ”が蔓延るつまらない状態に陥ってしまう。今がちょうど楽しい時期である。

・この章の結論、「第二章は映像にも応用できる!」のその先とな。なるほど、進化後のゲーム。これはクイズ形式進化学の考え方と同じぜよ。ここのところ、もっと掘ってくれないかなあ、と思う。
・けど、この先の3~5章はみてきたわけで、ここを掘らないのは知っているわけで、、残念。。

・まとめると、クイズ形式進化学のお話でしたね。とっぴんぱらりのぷぅ。(終)

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