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クイズ関連

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#Quizology

雑感(クイズ問題の盗用と森羅万象データベースとか)

(推敲中)

・さて、最近BOOTH等でのクイズ問題集の電子出版が盛んになっている。
・Twitterを眺めていると、BOOTHやクイズ宅配便でクイズ問題集を販売開始した旨のツイートをよく見かけるようになった。

・2022年1月16日現在、BOOTHで「競技クイズ」のタグで検索すると、211点の商品がヒットする。
・ざっくりと一覧をまとめてみたが、数点の紙ベース問題集を除いてすべて電子書籍による

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第2セメスター開講「Quizology入門B(Ⅰ)」期末レポート課題:主観から科学へ

第2セメスター開講「Quizology入門B(Ⅰ)」期末レポート課題:主観から科学へ

※2022年12月30日のメモより

問.次に示すクイズ問題について、どの表現を用いるべきか論じなさい。

①国旗には2つの頭を持つ鷲が/
②国旗にはスカンデルベクの鷲が/
③国旗には2つの頭を持つ(鷲・)スカンデルベクの鷲が/
④国旗にはスカンデルベクの鷲という2つの頭を持つ鷲が/

※ 「鷲が/」の後には、すべて「描かれている、ヨーロッパの国はどこでしょう?」と続くものとする。

・以下、論説

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第2セメスター開講「Quizology入門B(Ⅰ)」中間レポート課題:タンパン力を下げる改題技法について

※2022年12月3日のメモより

次のクイズ問題について、
(1)出題される「場」を想定し
(2)生じうる課題を記述し
(3)改善案を示しなさい

ちゃんと講義を聴講している生徒さんなら、ちょちょいのちょい♪なはずぜよ(´ー`)

タンパン力、単語のアフォー度、「盛る」や「飾る」の概念等々、講義を思い出すぜよ(´ー`)

  ◇  ◇  ◇

例題としたクイズ問題は、彩緋さんのノートから拝借させ

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読書感想文(KK著『ケアとしてのクイズ』)

https://note.com/nowasan/n/n869b2805008c

・KK先生の(当時の)最新作。ありがたやありがたや。果然、文章の丁寧さが段チである。浮かんでくる疑問や反論を逃がさず、しらみ潰すように、うねうねしている。そして、脇も後ろも抜かりない。
・先生ならではの渾身の一作を、楽しく拝読させて頂きました。読み終えて、ただただ人間のエナジーは凄いなと感慨にふけっております。

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『夏休み明けゼミ発表:見えないものを見るちから~OFPモデル的クイズ観からPQRモデル的クイズ観へ・脱!点Pへの道~』(1/3)

・さて、夏真っ盛りの8月が明けて9月。新学期が始まるぜよ。今日は9月1日(木)、か先生による、週に一度の「クイズ在野研究室オフィスアワー」の日じゃ。
・なんか前回のオフィスアワーで、夏休みの宿題が出された、、、気がするのだが、気のせいだったようなので、ここで供養させていただくぜよ。

  ◇ ◇ ◇

■クイズ在野研究室オフィスアワー
・「クイズ在野研究室オフィスアワー」。それは、毎週木曜日21時

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第1セメスター開講「Quizology入門B(Ⅰ)」中間レポート課題:「~は何でしょう?」と「~を何というでしょう?」の使い分けについて

作問における、「~は何でしょう?」と「~を何というでしょう?」の使い分けの基準について、次のツイート(図1)に関連した以下の問いに答えなさい。(全4問)

問1 下線部①について
「使い分け」がむずいことで、どのような困り事(問題)が発生しうるか。一つ以上挙げなさい。

問2 下線部②について
A:「~は何でしょう?」とB:「何というでしょう?」間の変換により出題価値が損なわれる(*1)ような具体

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(つぶやき)A.Lee の「クイズ行為とは"クイズ問題"を使ったRBCプロセスである。」と、野間音二郎の「"クイズ問題"とはOFPmネットワーク、それ以上でもありそれ以下でもある。」は、今日のQuizologyに息づく金言ぜよ。当時知ってたか不明だがrもcも広い意味ではmである。

読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二章 早押しの分類(P.309~P.126))其ノ④

(編集中。進捗8割3分。)

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以下、読むのと同時進行で殴り書きしたメモを元に作成。(2021/11/3)

  ◇  ◇  ◇

〇構文紹介:No.001~No.005(p.148~p.171)

・ようやっと、構文にお目にかかれる。長かった。だけど、まだまだ入り口。わかりやすく、刻んで、丁寧に感想を拾って行こう。どんなクイズ問題が出てくるか楽しみぜよ!😆
・なんと

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読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二章 早押しの分類(P.309~P.126))其ノ③

読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二章 早押しの分類(P.309~P.126))其ノ③

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以下、読むのと同時進行で殴り書きしたメモを元に作成。(2021/11/2)

  ◇  😆  ◇

・戻ろう。

・クイズのお約束ごとの2つめが出てきた。
・「答えが一意に定まる」ね。その存在意義も丁寧に解説している。知識豊富な人を損させないというやつね。にゃる。

・確定ポイントの話だ。
・確定”ポイント”ではなく、確定”要素"として節まで広げることで諸問題を回避

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読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二章 早押しの分類(P.309~P.126))其ノ②

読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二章 早押しの分類(P.309~P.126))其ノ②

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以下、読むのと同時進行で殴り書きしたメモを元に作成。(2021/11/2)

  ◇  ◇  ◇

・25の構文。さぁ、一つ一つ見ていこう。

・…と思ったら、前説が始まった。
・早く押せる理由。たぶん、一般向けのQAのなかで、一番メインのとこよね、ここ。
・早い理由の一要因を「構造把握」としたか。

・まぁ、そうね。『ユリイカ』での東田さんが書いてたアブダクションの

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読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二章 早押しの分類(P.309~P.126))其ノ①

読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二章 早押しの分類(P.309~P.126))其ノ①

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以下、読むのと同時進行で殴り書きしたメモを元に作成。(2021/11/2)

  ◇  ◇  ◇

・さて、早押しの分類。一番厚いところ。どうやらカラーページもあるようだ。

・今までに世に出されたクイズ問題構造の総まとめとアップデートとなっているのだろうか。25の構文、楽しみである。

史  上  😆  初  !!  

・マーカーとな。色分け

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読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二.五章 早押しの分類そのテレビへの応用(P.337~P.310))

読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第二.五章 早押しの分類そのテレビへの応用(P.337~P.310))

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以下、読むのと同時進行で殴り書きしたメモ。(2021/10/31)

  ◇  ◇  ◇

・チャプター2.5。2.5って...アタック25を意識したのか?いや、先日の放送によると、そんなことはなく偶然だったそうだ。

・一般の方は、この2.5から読み始めるといいんじゃないかとのことでした。一般の方が、クイズって言われて最初に思い浮かべるのが東大王などのテレビクイズな

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読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第三章クイズと誤答(P.378~P.339))

読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』:第三章クイズと誤答(P.378~P.339))

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以下、読むのと同時進行で殴り書きしたメモ等(2021/10/22)

  ◇  ◇  ◇

・クイズと誤答とな。どんな論の展開になるのだろうか。

・なるほど、戦略論の話か。他から一番みえない部分ね。ハッシュタグで検索してるのか……、ということは、これも見られてるんだろうね、きっと。
・見られたときのために、なんか言っておくか。えっと、そうね、自分も

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読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』コラム4(P.428~P.420))

読書感想文(伊沢拓司『クイズ思考の解体』コラム4(P.428~P.420))

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以下、読むのと同時進行で殴り書きしたメモ(2021/10/21)

  ◇  ◇  ◇

・再考「クイズの持つ暴力性とその超克」~「ユリイカ」の反省とアップデート。

・クイズ文化のマイルストーン。「ユリイカ」でのクイズ特集。そうね、界隈の反応、議論は薄かったよね。まぁ、下地がないので仕方はないのだが、ちょっと残念。だけど、KK先生の名文に出会えたのはこのうえなく幸福

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