見出し画像

イラストレーター社長になってみたい人が気をつけてもいい事

イラストレーターとして自分の会社を設立し、経営者としても結果を残すためには、スキル向上はもちろんの事、ビジネスマインドも不可欠。
イラストレーター社長が直面する課題とその解決策を考えてみる。

1. クリエイティブとビジネスのバランス イラストレーターは基本的にはクリエイティブな仕事ですが、会社を経営するにはビジネスの視点も必要です。時間管理、財務管理、スタッフの管理といったビジネススキルを身につけることで、制作と経営を両立させる。
・時間管理ツールの活用:タスク管理アプリや、Excel、カレンダーを利用して、作業時間とビジネス時間を区別する。自分にしか出来ない仕事、スタッフにも任せて良い仕事を上手に振り分けましょう!
・会計ソフトの導入:マネーフォワードクラウド会計を毎日いじくりたおして、複式簿記、財務諸表、B/S、P/Lに慣れる。

2. 顧客とのコミュニケーション クライアントとの円滑なコミュニケーションが満足度に繋がります。 顧客ニーズを正確に把握し、提案や対応が求められます。
・クライアントとは定期的にやり取り、打ち合わせを行い、進捗報告やフィードバックを伺う。基本的には即修正•即レス命で3秒以内に返信するくらい気持ちで!
・契約書の締結:クライアントが用意してくれる場合が多いですが、先方の実績があやしい事もゼロではないので契約書をクラウド契約で締結しましょう。 依頼内容や納期、報酬などを明確にした契約書を作成し、トラブルを未然に防ぐ。途中解除になった場合でも、準委任契約にして、かかった人日を実費で請求できる様な形だとベスト。

3. マーケティングとブランディング 会社の知名度を上げるためには、効果的なマーケティングとブランディングが必要です。自身の作品を広く知ってもらうことで、新たなクライアントを獲得しやすくなります。
・SNSの活用: InstagramやTwitter、facebook、Threads、Ticktock、Linkedinなどで定期的に作品を公開し、フォロワーを増やす。
・広告の活用:Google広告などのリスティング広告はもちろん、ラクスルDMが便利で、業界別リスト購入→印刷→発送代行までやってくれるので、デザイン入稿するだけで何千社へと送付出来ます。
・WebSiteの運営:自身のウェブサイトやポートフォリオサイトを持ち、作品や経歴を紹介する。SEO対策も忘れずに!

4. 経済的安定を目指す クリエイティブな仕事は時に不安定になりがちです。収入源を多様化し、経済的安定を図ることが重要。
・定期的な収入源の確保: 定期的に発注が見込めるクライアントを持つ、または長期契約を結ぶ。 高単価を狙う:イラストx ◯◯ のように自身の経験や強みを活かせられるような位置を取りにいきましょう。対企業は対個人より比較的に単価を上げやすいです。
・新規事業の開拓: イラスト制作以外にも、講師活動や書籍の出版、商品デザイン、コンテンツビジネスなどの新規事業でリスクヘッジをする。フロービジネス(狩猟型)から、ストックビジネス(農耕型)や自律型組織化へとゆるやかに切り替えていく事も考える。

5. 継続的な学習と成長 業界のトレンドや技術の進化に対応するため、継続的な学習が必須。放っておくと死んでしまうのが会社ですから、自己成長を怠らず、新しいスキルや知識を習得することで、なんとしても存続を死守します。
・ビジネス書、webメディア、SNS、YouTubeなどから常に情報収集する。 ジャンルに問わず全ての引っ掛かる事象について貪欲に学びに行く。最近ならクリエイターとしては、生成AIの動向は見逃せません。
・イラストレーター社長として成功するためには、クリエイティブな才能だけでなく、ビジネススキル、根性も必要です。

これらのポイントを押さえて、堅実な経営を目指していきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?