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【感想】鬼滅の刃 5話

 毎回おもしろいってわけじゃないよね。

閑話休題回?

 1~4話まで、比較的絶賛してきましたが、5話は普通でした。というよりも、別に、それほど、面白いとは感じられませんでした。
 4話の山場を超えて、一段落した回ですので、それはそれで仕方ないですね・・・。日常回というべきものでしょうか? 試験が終了して、回想はあるものの、次への踏み台になるお話です

主人公への感情移入

 今回は、ちょっと感情移入しにくいです。4話で怒りに駆られつつも倒した敵を、供養するシーンは、そこまでする性格なのかなと、疑問です。良い人を過剰に演出しているようにも見えましたがいかがでしょう? 
 お話としては、感動を誘うシーンですし、主人公の人となりを表しています。
 しかし、ちょっと突然過ぎますね。倒した相手のバックグラウンドを4話で見せていたなら、それほど気にならなかったかもしれません。しかし、切ったあと、突然人間の記憶が蘇り、人を喰ったことを悔やみつつ(多少ですが)、悲しみにふける。主人公が消えゆく鬼の体の手を握り、その気持ちを汲み取ったわけではありませんが、次は鬼にならないよう供養する・・・。

 ちょっとよくわかりませんね。

 なぜこの鬼を供養したのでしょうか?
 2話目に登場した鬼は供養することなく消滅しました。ただあのときは、後ろから師匠が圧迫してましたから、同条件ではありませんね。
 2年のうちに、気持ちの変化があったのでしょうか?

 その後の、鬼に妹を治す方法を聞く描写も、そもそも相手が話せる状態ではないのに、聞くのはちょっとわかりかねます。本当に知りたかったら、せめて動けなくしてから尋問すべきでしょう。動けなくするまでもなく、一刀両断しては、そりゃ聞けたとしても結果は悪いものになります。
 後半、妹に会ったときの布石としてこれを描写しているのでしょうが、ちょっと付け焼き刃な印象です。かと言って、3話、4話に差し込む余地はあるのかと言えば、時間的制約がある以上、5話に差し込まなければならないでしょう。まぁ、仕方ない、ということでしょう

細かな主人公設定の増加

 自分の刀を所有し、そして、特徴が現れていますね。髪の毛の色や、目の色に言及しつつも、予想通りにならない。主人公の特別性の現れでしょうか。これら要素・アイテムは、心ワクワクさせるものですね。とは言え、総じて今回は繋ぎ回の様子ですから、面白さは先の1~4話に劣っています(それが悪いというわけではない)。

 うーん、期待が高かっただけに、あっけない感じでしたね。

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