子供が、親や大人の奴隷？

意識高い系の高校中退くんのnoteを興味本位で読んでみましたが、なんとも言えない虚しさを覚えます。意識が高いだけで、頭が悪い。ストレートに書きすぎでしょうか？　頭が悪いと…。

高校中退した理由は、平たく言えば大嫌いだったからだそうです。それでアフリカで起業するとか御託を並べてます。まぁ、そういったことは誰にでもあるでしょうし。現代においては、意識高い系であることで、それを利用し群がる輩もいます。面白半分にお金を出す人もいますから、アフリカに行こうが、何をしようが好きにしたら良いのでは、と言う気持ちです（現在は、中国系と組んでVR/ARのバイザーを作っているようです）。

行動力は大したものかもしれませんが、話す内容に中身がなく、そして論理的ではなく感情的に偏っているため、痛い中二病をこじらせた子供にしか見えませんでした。子供を批判するのもどうかと思いますが、自分の思い通りにならないからと言って、親や大人の奴隷になっているとよく言えたものです。問題は、親と対等に会話する論理を持っていないところにあります。

決して、親と子供、大人と子供は、従属関係にありません。それは履き違えていると断言して良いでしょう。もちろん、ネグレクトなどを代表とした、未熟な大人・親により、不健全に育てられた子供と、その親との関係は、従属や不健全である場合があります。それは否定できません。しかし、その意識高い系高校中退くんのnoteに記載されている内容だけを見ると、親はまともで、ネグレクト・暴力的などの要素はありません。ただ単に、現実逃避がしたいところで、否定され、言い返すこともできず、ひねくれてしまっただけなのです。

親や大人の言うことを聞かず、自分の楽しい、夢中になれたことができて、そのことを自画自賛していますが、親も説得できない偏差値の低さ＝自分の頭の悪さを恥じるべきではないかと、嘲笑ってしまいます（酷いですね）。高校をやめるにしても、事業を起こすにしても、最低限のロジックは必要です。ロジックがないから、親に否定され、笑いものになる。

とは言え、意識高い系高校中退くんの人生はまだまだこれからです。特に興味はないので見守ることはありませんが、一廉の人間なら、いずれ、どこかで名前を見かけるかもしれませんね。まー、楽しみにしてます。