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逆張りナンピンEAをつくる(3)

前回、大敗を喫した逆張りナンピンEA(ナンピン丸)。今回はロジックを見直して、バージョン2を作ってみる。

ロジックを見直す

損切りを一切考えていなかったことは敗因の一つだと考えられる。損をしてもナンピンを続けるのがこのEAの基本にはなっているが、どこかで損切りをする必要があるので損切りの価格を作ってみる。

トレンドの判定をどうするかを考える。何かしらのオシレーターを使ってみることも検討する。標準にある関数でできる範囲で行う。逆張りナンピンが力を発揮するのはもみ合い相場だという前提で、もみ合い相場であることを感知できるオシレータを探したい。

処理回数の調整をするために、ローソク足が確定したときに注文や決済の処理を行うようにする。毎回処理するとVPSなどでどうさせるときに問題が発生する可能性がある。

ロジック以外

ロジック以外でも、どのような取引をしているのかを明確にしたり、インジケーターを作るための練習として、チャート上に何かしら指標や利確や損切りの価格の表示などができないかも調べていきたい。

プログラムレベルでも改善したい、変数をどこに置いておくべきなのか関数の名前の付け方や目的などいろいろわからないことが多い。

トレンドの強さを調べる

トレンドが弱いときに逆張りナンピンをさせるために、オシレータを使ってトレンドの強さをみる。

この記事によると、ADXはトレンドの強さを表しているそう。

ADXラインはトレンドの強弱を示しています。「トレンドの強弱」であるため、上昇トレンドであっても下降トレンドのいずれであってもトレンドが強くなれば上昇します。

トレンドが強くなったタイミングで、逆向きのポジションを持っている場合は損切りしたり、トレンドと同じ向きにポジションを持っている場合は利確の線を高るなどする。

MQL5 では標準でADXの関数があったので今回はこれを使う。

次回は

調べたことを反映しつつ、コーディングを進める。

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