2024は広告にとってどんな年になるか。
いよいよ2024年が始まりましたので年間予測。
さて2023年ですが広告業界にとっては苦しい年になりました。大手広告代理店からネット代理店まで含め全て厳しい決算結果になりました。
早期退職を実施した企業もありまさに「広告冬の時代」と言って過言ではない厳しい1年でした。
さて2024年はどうなるか?米国市場から鑑みますとインターネット広告の需要は「回復」の予測となります。コロナの完全終結とインターネット購買の一般化、世界的な需要増、インフレにより売上は拡大傾向にあるかと思います。
しかしながらインターネット広告の拡大は日本の代理店にとっては利益が薄い「鬼門」となります。薄利多売の上に、直接取引が可能なこの市場で大きな利益を見出すことは難しいでしょうか。
大手広告各社はテレビが縮小する中、新たな「金のなる木」を2024年の上半期中に見つけない限り再び「利益での上昇傾向」は見られない可能性が高いと考察いたします。あるいはビジネスの屋台骨をスリム化するか・・いずれにしても高度な経営判断が求められる年になりそうです。
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