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新たな歴史か?奪還か?

今日からJリーグが再開することをすっかり忘れていた。再開初戦、我らが川崎Fは神戸と対決。難しい戦いになるかなーと思っていたら、3-0で大勝となった。背景には、神戸に2人の退場者が出たことがある。この退場については、賛否ありそうだが。

そんな中、注目したのは町田と鹿島である。町田はC大阪と鹿島は鳥栖と対戦した。結果として、町田はスコアレスドロー、鹿島は3-0で大勝した。

これで、首位町田と2位鹿島の勝点差は3となった。残り13試合あり、実際には残り試合数と同じ勝点差までが優勝戦線に残るとすれば、7位FC東京あたりまでは、可能性を残すが、実質は町田、鹿島、G大阪が優勝争いとなる流れだろう。

特に、町田と鹿島が優勝を争うと言うのは、ある意味ドラマチックである。一方はここ2年で躍進を遂げたチーム、もう一方はここ数年調子は落としているもののJ1リーグ最多優勝チームである。

町田に勝者のメンタリティを植え付けたのは、高校サッカーで名を馳せた黒田監督で、細部に渡って勝利へのこだわりを見せる。

鹿島は憎たらしいほどの強さとそれを支えるスピリッツを持っていたが、ここ数年は影を潜める。それでも、元鹿島戦士たちが復帰し、ポポビッチが指揮官になると攻撃的かつ随所にスピリッツも見せるチームに変化し、今年は調子を上げている。ちなみに、ポポビッチは元町田の監督でもある。

この2チームが最後まで優勝を争う展開は、なかなかに興味深い。

新たな歴史か?奪還か?

勝点差でリードした状態で終盤を迎えると町田がそのまま走り切りそうだが、僅差になると、鹿島のメンタリティが上回る気がする。逆に、そのあたりを踏まえて、町田が昌子を加入させているのなら、すごいなーと思う。

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