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円安だけが理由じゃないのかも
GWに入り、海外旅行に行く同僚が結構いる。
もちろん、計画した時は、もしかしたらこんなに円安に振れるとは思わずにいたのかもしれないが。
でもって、GWも後半に入り、海外旅行から帰ってきた同僚らの土産話に花を咲かせる。
国によるが、アジア圏内でも、ちょっと外食しただけで、ひとりあたり1万円が普通らしい。たばこも、一箱2,000円とか。ただ、コンビニで売ってる缶ビールとかは、まあまあ日本と変わらない水準らしい。
日本からすると、すげー高いと言う感じだが、現地の人からすると普通だろうし、当たり前だが、物価に合わせて給与水準も上がっている。
もちろん、円安の影響はあるにせよ、それでもこんなに差がつくのは、もはや為替のせいだけではないだろう。
日本のサービスや製品は、どちらかと言えば、日本国内をターゲットにしているので、価格を上げにくいと言うのがあるのかもしれない。変に価格を上げて、ユーザーが離れたと言う事象は起こりがちだし、ユーザーが離れると言うことは代替/競合がいると言うことである。
一方で、ブランドに弱い、と言うユーザー特性があることも見逃せない。なので、最初から海外マーケットにブランディングして、適正な価格で売り出し、それを日本に展開する、と言うのが良いのかもしれない。海外で話題の製品、サービスとなると、何となく買いたくなりそうだ。
こんなふうに、いろいろとやり方はありそうなので、自分の仕事としてもいろいろ試しながら、価格そのものを適正に上げていく努力をしたい。
そうしないと、給与水準が上がっていかないので、結果として優秀な人材は、最初から海外を目指すだろう。
海外の物価が高く感じるのは、おそらく円安だけが理由じゃないのかもしれない。
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