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ベールを脱いだ南葛SC

南葛SCは、風間監督就任後、初の公式戦となる東京カップ2次戦1回戦を東京蹴球団と本日行った。

結果は、4-1の快勝だった。南葛SCは関東1部、東京蹴球団は東京都1部と、カテゴリーの違いがあるので、まあ南葛SC有利ではあるのだが。

とは言え、このゲーム先制したのは東京蹴球団だった。FKからゴール前が混戦になり、シュートを決められる。それでも、前半終了間際に南葛SCが追いつき、後半は選手交代などで流れを変えて、3得点を奪う。

ゲーム全体としては、どちらかと言えば南葛SCが、ボール保持して仕掛ける展開が多かった。選手がボールを受けては、まずは前を向く、そして前へとボールを展開しようとする意図は伝わってきた。前半は、ボールを受けて出し先を探すような動きが多かったが、後半はボールの無駄なキープはなく、フリーなら前に持ち出す動きなどが見られた。また、ネガティブトランジッションも鬼気迫るものがあり、攻撃だけではないところも垣間見た。

なんと言うか、久しぶりに見た風間さんのチームは、ハンガリーで獰猛なチームに見えた。これは、ある意味風間さんらしいチームで、総勢40名と言う選手を抱えている理由も、チーム内の競争を促すために必要な人数なんだと思った(もちろん、その分の人件費も必要なので、抱える人数は少ない方がフロントとしては良いだ思うが)。

今日は残念ながら足を運べなかったが、現地観戦したいチームだった。

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