キャリアが描きにくい時代
夏季休暇を終えて、今週は上期の見通しを提出したり、メンバーとのキャリア面談をしたりしている。
勤め先では、毎年この時期に今後のキャリアパスを上司とミーティングしている。
若い世代の離職やベテランのモチベーション低下など、いろいろな状況に対処するために、メンバーとのミーティングを通じて、できるだけメンバーご描くキャリアをサポートすることが目的のミーティングだ。
いまのチームには、30代以下のメンバーが多く、彼らがどんなキャリアを描こうとしているのかが興味深かったのだが、意外なことに明確に次はこれがしたい、と言う目標を持っているメンバーは少なかった。
もちろん、現状に満足している訳ではない。
もしかしたら、キャリアに関する考え方が変わったのかもしれない。キャリアパスと言うと、何となく最終なゴールがあって、そこに向かって今出来ることや必要なスキルをどう磨くか、みたいな考え方をするが、これだけ変化が激しいとやりたいことも成し遂げたいこともどんどん変わっていく。
そんな中では、キャリアを描きにくい。
それよりも、いま何をしたいか?で、キャリアを描いていく方が、もしかしたら、キャリアを描きやすい時代になったのかもしれない。
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