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致命的なミスと新戦力の台頭

ACLラウンド16の川崎F対山東は、トータルスコア5-6で川崎Fが敗退となった。

第1戦をアウェイで勝ち切って(3-2)、ホーム初戦となる第2戦に向けて、FUJIFILMスーパーカップをターンオーバーで乗り切って迎えた戦いだった。

いわゆる、現時点におけるフロンターレ主軸と目されるメンバーがスタメンをはったのだが、1失点は大南のミス(ボールが止まってない)、2失点目は脇坂のミス(CKを相手にパス)とミスが続いて、最終的にはこの点差が致命傷になった。

一方で、フロンターレの得点は三浦、エリソンと今シーズンから加入した新戦力によるものである。三浦の攻め上がりは、パスした後も顔を出し続けるものだったし、エリソンのシュートはゴール前で冷静沈着に撃ち抜くようなシュートで、いずれもフロンターレらしいゴールだった。

要するに、既存メンバーがフロンターレらしくないミスを犯して失点を招き、新メンバーがフロンターレらしいプレイで得点を奪ったゲームだった。

FUJIFILMスーパーカップも、ターンオーバーで新戦力中心のメンバーだった。フロンターレらしさを強くは感じなかったが、個々の強さは感じるゲームで、魅力的ではあった。

ACL敗退は残念だが、リーグ開幕前にチーム内競争が激化するには充分な内容だったと思う。

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