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無反射撮影で質感を表現

こんにちは。写真撮影が趣味のアラフォー歯医者さん、gucchoです。

無反射撮影という手法を試してみました。赤いチューリップを、窓辺の光をイメージしたライティングで撮影しました。

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撮影条件は

Canon EOS R5 + EF100mm F2.8L Macro IS USM(コントロールリングマウントアダプター EF-EOS R使用)
焦点距離: 100mm
シャッター速度: 15秒(電子先幕シャッター)
絞り: f/5.6
感度: ISO 100
黒バック(布)
三脚使用

ブラックボックスになるよう、部屋は真っ暗にしています。畳敷きの部屋のため三脚の安定がいまいちで、最初は結構ブレてしまいました。そこで、シャッターショックによるブレを軽減するために電子先幕シャッターに設定し、部屋の外からリモートでシャッターを切ったところ、うまくいきました。

光源はLEDライト(PIXEL G1s 12W)を向かって左上から1灯です。光源には偏光板を貼り付けた上に、グリッド付きのソフトボックス(60cm × 60cm)を装着しています。偏光板は8cm × 8cm大のものが2枚入りで410円というものがamazonにあったのでそちらを使用しました。

レンズにはC-PLフィルタをつけて撮影しています。詳しい原理はわからないのですが、光源に偏光板をつけることで、C-PLフィルタによる反射除去効果がフィルタ単独の場合と比較して非常に大きくなりました。

被写体の反射を取り除くことで、被写体の質感がより出やすくなりました。

写真はRawファイルで記録し、Adobe Lightroom Classicで仕上げをしました。仕上げではハイライトを抑えてコントラストを上げています。

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