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xlwingsのインストール

前回は、xlwingsを使ってできることの目標を記載しましたので、いよいよ今回はインストールから実施していきます。

前回記事がまだの人は以下を確認ください。実際の最終目標である動くエクセルの状況がより具体的にイメージできるようなっています。

なお、今回はAnacondaというPython環境がwindowsに入っている中で、実施していくことを前提としますので、Anacondaを予め入れた状態からスタートします。

現在入っているライブラリーの確認

コマンドライン上で以下を実行します。とは言っても、この位置で実行する必要はなく、どこの場所でも問題ないので、Anaconda Promptが指しているフォルダ内での実行をしましょう。

(base) C:\Users\(ユーザー名)>pip list

すると、以下が確認できるため、この状態をまずは確認します。私の環境においては、たくさんのライブラリーが入っているので、下から確認したほうが目的のライブラリーが早く見つかります。

Anacondaの場合、デフォルトでxlwingsが入っている状況です。この数字はバージョンを表したものなのですが、バージョン自体はどの時点での実施かに寄っても異なってきます。
上記は、先日Updateした結果では0.24.9(2022年3月26日時点)での最新バージョンです。

Addinのインストール

その後、以下のコマンドを実行します。xlwingsのAddinのインストールで、実際にエクセル上から使うに際してはこれが必要になるため、インストールは必須です。

(base) C:\Users\(ユーザー名)>xlwings addin install

実行結果としては以下の状況となります。自分の環境ではすでに入っている状態で実行したので、新規に行う場合には別の実行結果かもしれませんが、Installできていたら問題ないです。

(base) C:\Users\(ユーザー名)>xlwings addin install
xlwings version: 0.24.9

ここで確認したいことは、アドインと本体のバージョンが一致していることになります。ここまでいったら、エクセルを開いてみましょう。

エクセルの確認

すると、エクセルのタブに新しいものが出現しましたでしょうか??

これでひとまずは設定は終了です。
もしつまずいたら、以下の公式ドキュメントも確認してエラー対応をしていくこともおすすめです。

上記のタブをクリックすると以下のようにいくつか、入力するものが出てくるかと思いますが、これらの使い方はこれから詳細に触れていきます。

○で囲ったPythonとConda、User Defined…というものと、Advancedという区分があることがわかります。それぞれ大事な部分です。

今回はここまでにします。今回はコマンドラインから実行しましたが、別の方法もあるので、また機会があれば解説したいと思います。

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