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No.9 グアテマラ人から学んだこと

このnoteは、中米グアテマラを愛する日本人がバトンをつなぐ、エピソード・リレーです。このリレーは「新型コロナウイルスの影響を受けたグアテマラの貧困層への食糧配布プロジェクト」を応援するために企画されました。

↓グアテマラってどこ?と思った方はこちらから↓

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こんにちは。

グアテマラにある社会的企業のアパレルブランドILOITOOと委託養鶏事業MAYSOLでインターンシップをしていた社会学部4年生の石田彩華です。

私は海外ボランティアやNPOでのインターンシップをする中で、経済面での「国際協力」の限界を感じたことをきっかけにソーシャルビジネスを学ぶため、インターンシップに参加しました。

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↑サン・ペドロ・ラグーナでの写真

今回のテーマは「グアテマラ人から学んだこと」です。

その1 「創意工夫すること」

週に3回、飼育しているニワトリ達のために、大量の水を用意する仕事があります。

これには、少し離れたところから大量の水をタンクに入れ、さらにそれを太いホースを用いて貯水槽に入れる必要があります。

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↑白い1本に伸びているのがホース。(余談:雨季になるとこんな感じで地面がビチョビチョになってしまうのです、、。)

ある日その貯水槽に水を入れるためのホースが使い物にならなくなってしましました。

私はその使えなくなったホースを見て即座に「もうゴミ」だと思いました。

そして彼らに「どうやって水を運ぶの?」と質問すると

「直すよ」と言って、

倉庫にあった丈夫なテープや布、以前使えなくなったホースの使える部分を用いて、なんと修理をしてしまいました。

きっとその場にいたら大半の日本人はもうそれは使えないね!新しいものを買おう!と判断すると思います。

もちろんグアテマラは日本のように多種多様な物が豊富にあるわけではありません。これが一概に物を大切にする理由だとは思いませんが、グアテマラ人は物を大切にする習慣が身についているからこそ、できる技であると思います。

これは一例で、グアテマラで約6ヶ月間過ごす中でグアテマラ人の物を大切にする姿を数多く見てきました。グアテマラ人の創意工夫する姿には本当に驚かせられます。

その2 「人に与える優しさは無限大であること」

当たり前だよ!って思われる方が多いのかもしれませんが、私はグアテマラで過ごす中で、なんでこんなにも人々が優しいのかと何度も思いました。

正直わたしはインターンシップ中に何度も「日本に帰りたい」と思いましたし、不安しかなかった時もたくさんありました。

しかし、そんなわたしを常に助けてくれたのは、近くにいるグアテマラ人でした。

それはILOITOOでインターンしている時も

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MAYSOLでインターンをしている時も

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インターン以外の時も

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そのおかげで、私は全く生活環境が違う国で初めてのこんなにも長く過ごすことできたのだと思います。

本当にグアテマラ人には感謝しかありません。

本当に本当に大好きな国です。

今でもみんなと連絡を取り合えることは本当に幸せなことです。

グアテマラは大多数の日本人にとって遠い異国で、ましてや、このブログリレーが応援するプロジェクトの支援地域ウィタンなんて聞いたことないと思います。しかし、そこでも私たちと同じようにコロナウイルスと戦い、私たちよりも厳しい状況に陥っていると予想されます。

ぜひみなさまのお力をお貸しください。

これを機に多くの方にグアテマラを知っていただけたら幸いです。

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新型コロナウイルスの影響を受けたグアテマラの貧困層への食糧配布プロジェクト」の詳細はこちら↓

グアテマラを、そしてそこに暮らす人々を応援したい!という方は、ぜひクラウドファンディングページ(日本語の説明あり)をのぞいてみてください。US5ドルからご寄付いただけます。

このnoteでは、この国に関わる様々な日本人による、魅力いっぱいのグアテマラ情報を発信しています。ブログリレーの他のエピソードはこちら↓


次回は、青年海外協力隊としてソロラ県のサンティアゴ・アティトランで活動されていた近藤咲さんが、現地の女性の手仕事についてお話ししてくれます!乞うご期待!!

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