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なぜ読書するのか?②

前回の『なぜ読書するのか?①』に引き続き、今回は『なぜ読書するのか?②』として述べていきます。

本題に入る前に気になるデータを見つけたので紹介したいと思います。

読書習慣データ

2016年にアメリカの情報機関『NPOワールド』が調査した主要30ヵ国の1週間あたりの読書習慣ランキングのデータなのですが、これを見ると、いかに日本人が本を読まなくなったかが垣間見えてくるのではないかと思います。

また、4年前のデータになりますが、大学生を対象にした全国大学生活協同組合連合会による読書習慣アンケートでは、読書しない人が増加傾向にあるのも実態です。

♦️前回の記事はコチラ♦️

本は待ち続けている

人生って不思議で、『喜び』『成功』『幸』が訪れることがあれば、同じ数くらい『悲しみ』『挫折』『不幸』が訪れます。

人は、前者の『成功』や『幸』だけに焦点を当てがちになるが、もし人生が『成功だらけの人生』になったとしたら、我々は一体、何を感じるだろうか?

きっと成功しかしない人生であれば間違いなく『成功する』ことが当たり前になり刺激や悔しさを感じないだけでなく、何か物足りなさを感じるはずです。

でも、『挫折』や『不幸』といったアクシデントがあるから、上手くいかない時にどうしたら良いかを考えることが出来るわけですが、『挫折』や『不幸』が多いとほとんどの人は自信を無くし、活力をなくします。

そうした境遇を打開するために本を読むことに価値があるのです。本は忙しい時でも、疲れた時でも、愛する人と話ししてる時でも、どんな時でも常に待ち続けてくれています。

また、本は『挫折』や『失敗』に対する対処法を教えてくれるものでもあるのです。
例えば、中学受験や高校受験を振り返ってみましょう。数年、あるいは数十年が経過した今となれば大したことない壁でも、その当時の自分にとっては、とんでもない大きな壁でした。

ですが、その大きな壁は当時の自分としては小さな壁でも乗り越えるのに大変な思いをしましたし、挫折も何回もしました。

世界には、日本には物凄い人が沢山います。自分にとって史上最大と思えるくらい大きな壁だったとしても、その壁を乗り越えてきた人は大多数います。そして、その多くは本という人類が生み出した、たった1つのツールで待っているのです。

誰かに話すことを心がける

読書習慣をしていくうえで、重要になってくるのは、やはり『読んだ本をアウトプットする』ことです。

大切な人や、友達、誰でも良いのですが、その誰かに対して話すことを考えながら、本を読み進めていくと、自然と読書習慣が身につくようにもなります。

例えば、テレビやSNSでは見た情報を誰かに伝えることを現代人はしがちになりますが、本も同じように読んだ情報を自分なりに人に伝えることを意識すれば良いのです。

アウトプットするうえで重要になってくるのが、次の2つ。

①どこが重要だったのか
何が重要なポイントだったかをまとめてみる

②本の感想/学んだこと
ただ単に、『面白かったよ。』などを言うのではなく、その本は、どんな本で、そこから何を学んだかを友達などに伝えてみる。

この2つを意識することは重要です。

長くなったので、『なぜ読書するのか?②』はここまでとします。
続きは、『なぜ読書するのか?③』となり、次回、完結編です。

♦️なぜ読書するのか③⬇️♦️

最後まで読んで頂き有難う御座いました。

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