8月15日

こんにちは。ガーディアンです。

今日、8月15日は終戦の日。

75年前の今日、正午に昭和天皇による玉音放送により太平洋戦争は終わった。ただ正式な戦争終了日は1945年9月2日。

この太平洋戦争をめぐり様々な議論や見解がこれまでにされてきたが、旧日本軍が起こしたことは、太平洋諸地域および東南アジア諸地域において功績と残酷さを齎した。功績とは、東南アジア諸地域をヨーロッパの植民地支配から守ったことだ。第二次世界大戦後に、独立をめぐる戦いが各地で起こったが、そこについては触れないことにする。

残酷なことは、東南アジアや太平洋諸地域だけでなく、朝鮮半島（今の韓国、北朝鮮）、中国、台湾において多数の犠牲者を出したことだが、今回触れるのは、主に東南アジア諸地域について少し触れたいと思われる。

1941年、日本軍は、欧米列強との石油輸出をめぐりアメリカの真珠湾に宣戦布告なしに侵攻をしたことは、日本人なら誰でも知っているだろう。しかし、それと同時期に日本軍はシンガポールにも攻めていたのだ。そして中華系の華僑（中国籍を持っている海外在住の中国人）を約8600人以上殺害したのである。

しかし、現代のシンガポールでは、この事実を知りながらも日本に対して悲観的な人は少ない。歴史認識という観点から見れば、非常に難しい問題であるけれども、我々は、太平洋戦争があったこと、シンガポール華僑虐殺事件があったことを決して忘れてはならない。

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