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グランドオーク藤崎南カレン 【福岡マンションレビュー】
概要
住所:福岡市早良区荒江3丁目33-25(住居表示) 福岡市地下鉄空港線藤崎駅徒歩13分
駐車場:平置き32台(平置き率100%)
間取り:2LDK4戸、3LDK16戸、4LDK12戸
総戸数:32戸
引き渡し:2025年7月下旬予定
構造:鉄筋コンクリート造7階
用地:第一種住居地域
売主:九電不動産株式会社
設計管理:株式会社Gデザインアソシエイツ
施工:株式会社松本組
販売代理:長谷工アーベスト
立地
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地下鉄藤崎駅から徒歩13分(1040m)という駅近とは言えない立地ですが、第一種住居地域であり、比較的静かな住宅地にあると言えます。駅からの距離はありますが、生活便利施設は充実しています。ファミリーマートが道を挟んだ向かい側にあり、マンションから直線で25mの距離。ツルハドラッグ子会社のドラッグイレブンが50mの距離にあります。公式には横断歩道を渡るルートで遠回りとなるためそれぞれ徒歩4分となっています。また、地場の大手スーパーマルショク 昭代店(徒歩3分/約180m)もあり、買い物的にはなんでもそろいます。各種クリニックも至近です。
学区
校区は超人気の高取校区の隣、原小学校、原中央中学校となります。また、高校は第6学区となっており、修猷館高校、城南高校、また高取校区は学区外となる福岡中央高校の受験も可能です。私立高校でも西南学院、大濠と主要学校へは自転車で20分以内で通学できます。
価格
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坪単価は約252~293万円とうことで、西新、藤崎の駅近物件と比べると100万円程度安い価格となっています。もともと九州電力の社宅だったということで、土地の購入費としては安く仕入れているのかなという感想です。
間取り
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全部で9タイプ。2LDK64.16㎡~3LDK77.43㎡の6タイプが2階から5階までそれぞれ4戸。4LDK90.4㎡が2階から7階の6戸、4LDK98.77㎡が6階の1戸、4LDK88.13㎡が7階に1戸となっています。、
使いやすいと感じる間取りは、Gタイプ・4LDK90.05㎡です。洋室1の可動式仕切りは戸袋がなく壁に折りたたむことができるので、普段は解放したままで広いリビングとして利用することができます。また、主寝室のWICも余裕があります。90㎡となるとさすがに余裕のあるつくりとなっています。しかしながら、90㎡を超えるとさすがに7000万円からという価格になってきます。
全戸南向きです。
設備・仕様
九電不動産の物件ということで、オール電化です。個人的にはオール電化の方が便利なうえに、ガス併用よりも光熱費が安くなので好きです。
トイレはアラウーノ、エコキュートやバスタブも含め水回りはすべてパナソニック製となっています。浴室乾燥、保温浴槽など近年のトレンドは一通り付いています。首都圏では少なくなったスロップシンクも付いています。
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また、断熱性とエネルギー効率の高い設備を導首都圏では少なくなったスロップシンクが付いています。導入して、これまでのエネルギー消費量から20%以上削減が可能な住まいとして、「ZEH-MOriented(ゼッチ・マンションオリエンテッド)」の基準を満たしています。こちらは、ここ数年の新築マンションでは標準といっていいでしょう。
ハザード
福岡市の浸水想定ハザードマップでは最大1.0m未満とされています。もちろん、浸水の危険性がない方がいいのですが、西新・藤崎エリアで浸水の危険が全くないエリアの方が少ないので、許容するしかない範囲と思います。
まとめ
福岡市は年に1万人以上人口が増えている稀な都市です。地価も前項でもトップクラスの上昇率ですので、資材価格と人件費の高騰も加味すれば、価格が下がる要素が見つかりません。
東京23区で買えなくなった人たちが埼玉や千葉で家を探すという状況を考えれば、福岡市とう狭いエリアではありますが、同じような現象が起こってくる可能性が高いと感じます。
中央区で買えなくなった人が西新・藤崎で探し、そこも高騰して、空港線南側の荒江・原・飯倉などのエリアを含めてで探すという流れができつつあるのではないでしょうか。
(トップ画像はグランドオーク藤崎南カレン公式サイトより)
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