見出し画像

グアムの朝刊(2020.7.23):産業衛生士は雇用主に労働者の安全確保を勧める

2020年7月23日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

除染や消毒を行うHSE Pacificという会社のロードス氏は、新型コロナウィルス(COVID-19)の影響を受けた検疫後の片付け、ルーズベルトの船員対応、ホテル、レストランの除染と消毒を行い、産業衛生士として指導もしている。

「ウイルスの感染能力を真剣に受け止めていない人もいます。感染リスクを真剣に受け止め予防策を講じることが大切で、感染拡大を押さえ込めばグアム島の活動が回復軌道に戻るでしょう。建設業界は特に対策が難しく、バスなどで一緒に移動し、共同生活し、何百人もの外国人労働者が共に働いているため、雇用主は特に注意を払わなければなりません。万一、一例でも確認されれば労働力全体を失うことになるからです」とロードス氏は述べた。

「職場では共有するアイテムの消毒、従業員に手洗いや消毒の設備を提供することが重要で、屋内でもマスク着用と社会的距離の確保を推奨します。アジアの人々にとってマスクをかけることは負担ではありませんでしたが、グアムの多くの人にとっては初めてのことです。しかし、第一の予防策であるため着用を心がけ、距離を保ち、観光業を取り戻したいと考えています。」

「多くの企業がパンデミック危機の早い段階で除染、消毒を依頼してきており、予防措置が守られている限り、住居や労働環境は問題になりません。重要なのは新しい労働者が入ってきたときに個別に隔離し、労働者自身が感染リスクについて警戒することを認識することです。グアムは感染拡大防止の取り組みにおいてかなり良い仕事をしている」とロードス氏は語った。

お詫びと訂正
7月17日と18日の記事で7月24日に施行される検疫制限の緩和記事について書きました。その内容について誤りがあるとコメントをいただいたので、グアム保健省に連絡し確認しました。
まず、ご指摘いただいた内容が日本はローリスクエリアでなく、ハイリスクエリアだということでした。この件については、ガバナーズオフィスとグアム保健省の両方に確認したところ、日本はローリスクエリアということでした。ハイリスクエリアはこちらになります。

スクリーンショット 2020-07-22 14.51.22

次に日本からグアム入島時の検疫ですが、グアム保健省は答えられず新型コロナウィルス(COVID-19)に関する専用ダイヤル(311)に回され、担当者曰く、在住者の場合入島後は自宅で引き続き自主隔離、在住者以外はホテルなどで自主隔離。ただし5日目にPCR検査を受けることができ、陰性であれば検疫が解除されるということでした。ただし、入島時に発熱があったりする場合は対応が変わりますので、空港検疫の指示に従うということです。
COVID-19に関する専用ダイヤルの担当部署にたどり着き、以上のような内容の確認をとれたのですが、電話に出た担当者は私の質問に答えられず、何度も電話を置いて誰かに聞きに行くという状態で驚きでした。こんな大切なことも情報共有ができてないとは、これもグアムのあるあるなのかしら?ただ、検疫制限緩和初日の24日に日本からグアムに戻ってくる友人がいるので、しっかりリポートしてもらいます。25日のブログには現場からの情報をブログで報告しますので、お待ちください!


サポートありがとうございます。サポート費はグアムラバーズ商品のキャンペーンや開発に利用させていただきます。