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痛風vs.蜂窩織炎(ほうかしきえん)

教科書通りに痛かった。
ついにデビューしてしまった痛風。過去10年間のうち、健康診断で尿酸値の最高は9だったこともあるので覚悟はしていた。だが運動の成果もあり、ここ数年は目安とされる7を下回り昨年は過去最低数値。よってもう発症はしないものと思っていた。

ところが。
何となく違和感が続いていた箇所がぐんぐん痛み始め、歩くのも厳しいほどになった。正に「親指の付け根あたり」が中心地となり、甲も腫れて寝ていてもつらい。

意外だったのは医者に行っても現在の尿酸値が高くないことから、「痛風かどうかはわからない」とのこと。尿酸値を下げる薬を飲む必要もなく、痛み止めのみ。え~?これで痛風でなかったら何なんだ?(むしろそっちが気になる)

腫れた足を見て思い出したのが10年前の蜂窩織炎。「ほうかしきえん」なんて読めなかった。
こちらの腫れと痛みの特徴は何と言っても「急激」と「高熱」だった。(私の場合)

我慢できない痛みと発熱、その日が日曜だったため休日診療所へ行ったが、区民センターの一角にある施設のため、数日分の炎症止めを処方されて終わり。

会計を終えた時、あまりの歩けなさを見かねた看護士さんが、「(救急を受け入れる)〇〇病院へ行った方がいいと思いますよ」とひとこと。すぐにタクシーでその病院へ向かい、診療、血液検査、そして即入院。えらい目にあった。

痛風vs.蜂窩織炎。
どちらも痛いが蜂窩織炎のほうが圧倒的に重症。

痛みも腫れも引いたいま、恐る恐るビールを再開。懲りてない。


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