『山眠る』・・・トライアル ※推敲あり
皆様、こんにちは✨
毎日寒いですがお元気ですか?
最近の私めは俳句幼稚園に入園して、ちょっぴり俳句沼にハマっております(^◇^;)
そこで本日は皆さんが詠まれている「山眠る」で詠んでみたいと思います。
(皆さんの句、本気ゴイスーです!)
御笑覧いただけましたら幸甚至極です。
さて、お題の「山ねむる」ですが、冬に閑散とした山を擬人化した冬の季語だそうです。
眠ってる山って、どんな夢を見ているんでしょう?
きっと春の夢ですね。
春は命の季節。
そして山には女性のイメージがあります。(昔から奥方の事を山の神とか言いますし(^◇^;))
とりわけ静かに春を待つ山には「母」のイメージがあります。
冬の冬眠中に子供を産む熊さんみたい。
(1)母なるもの
そこで生まれくる命を育む母のイメージで作ってみました。
◉生まれ来る拍動抱きて山眠る
(うまれくる はくどうだきて やまねむる)
うーん、なんか普通、、、汗
◉生まれ来る吾子を夢見て山眠る
悪くはないけど、これも平凡だし弱いですね(^^;;
で、最終的に出来たのが、、、下の3句です。
◉萌え出る和葉夢見て山眠れ
(もえいずる にこばゆめみて やまねむれ)
強い感じを出したくて命令形にしてみました。
うーん。言葉は美しいと思うけど、、、これもまだ弱い。
短歌のように後に何か7.7を足したくなります。
◉一時の産声夢見み山眠れ
(いちどきの うぶごえゆめみ やまねむれ)
春に一斉に芽吹く若葉や、目覚める動物達を夢見て、今は静かに眠れ。そんな気持ちを込めました。
◉寝姿の母に似たるや山眠る
(ねすがたの ははににたるや やまねむる)
スリーピングビューティー鉱山ぽい、曲線のフォルムをイメージしました。
(2)女性なるもの
次に山を女性と見て、一人寝はなにやら寂しかろうと思い作ってみました。
※◉閑けさを共寝の褥に山眠る(推敲前)
山眠るが閑かなイメージので、くどいかも、、、汗
と思いきや、憧れの先輩の「はじめさん」が素敵だと言って下さり、かつ素敵なアドバイスを下さいました。
「褥(しとね)」だと中8になってしまい、、、ならば「閨(ねや)」はどうかと、、、素晴らしい!ドストライクです!!
なのでこれを
※◉閑けさを共寝の閨に山眠る(推敲後)
(しずけさを ともねのねやに やまねむる)
にしました。
うん、いい感じ♪
さすが先輩!ありがとうございました!!😍🙏
◉閑けさを共寝の夫に山眠る
閨を夫にしてもいいかも♪
◉風波を共寝の夫に山眠れ
(かざなみを ともねのつまに やまねむれ)
海の側にある山ならこんなイメージ。
でも海の潮流は寒山森閑のイメージと合わないですね(^^;;
◉谷わたる共寝の風と山眠れ
◉谷風を共寝の夫に山眠れ
うーん、普通、、、(汗)
そうだ!冬には星が綺麗ジャマイカ!
◉オリオンを共寝の夫に山眠れ
(オリオンを ともねのつまに やまねむれ)
オリオンは冬の季語なので季重なりとなりますが、、、英雄オリオンと山が共寝するのを想像したらちょっとロマンチックかなあ?なんて、、、
◉凍て月を共寝の夫に山眠れ
これも季重なり。なんだかなぁ、、、
(3)その他
◉春までは我見守らん山眠れ
ちょっと一茶になったつもりで、、、
◉民草の祈り抱きて山眠る
(たみくさの いのりいだきて やまねむる)
山は信仰の対象でもありますね。
うーん難しい、、、頭から湯気が出てきたので、、、今回はここまでいたしましょう(^^;;
そんなこんなで本日も最後までお付き合い下さりまして、誠に有難うございました☆これからの寒い日々も皆様が暖かく眠れますように☆LOVE☆