多摩川散歩

ある日の多摩川の午後、

私は独り河辺を歩いています。

実は少しばかり嫌な事があって、、、凹んでいるのです。

そんな私の気分とは関係無く、河の風景は今日も美しく、、、

きらきら輝く銀の織布のような河面に、太陽と雲が繊細なシルエットを織り込んでいます。

心地良い河風で頭を冷やしつつ、、、私は足の向くまま、ただ歩き続けます、、、

雲は、形を変えながら、、、どんどん流れ去って行き、、、

いつの間にか、河面は少しずつ金色に染まり始めました。

そして太陽がオレンジ色に輝いて、やがて辺り一面が同じ色に染まる頃、、、

何処かで、誰かがギターを爪弾く音が聴こえて来ました。

（、、、ああ、、、今日も、良い一日だった、、、）

そこで、深呼吸して、多摩川の神様に一礼します。

「今日も本当に有難うございました」

さっ、お家に帰えって、晩御飯に致しましょう、

良く食べ良く眠って、明日もボチボチのんびり生きていきます。

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【追記】

生きていれば、ココロも、ときに澱むことがあります。（にんげんだもの(by みつを)）

そんな時はココロの洗濯です。

澱んで汚れても、何度でも洗って綺麗にすれば良い。

何か、生きるって、その繰り返しで良いんだって最近思えるようになって来ました。

何か色んなことに、、、感謝なのです。

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今日の音楽:

「パレットに並んだ綺麗な絵の具」西川進

穏やかな愛を感じさせるギターの音色が、心にそっと沁み込んで、、、

今を生きるあなたに、優しく寄り添ってくれる事でしょう。

※このノートの【追記】は、この曲に添えられた西川氏の言葉に想を得て書きました。

この場をお借りして同氏にご報告と御礼を申し上げます。

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追伸

読んで下さった方に感謝します。

いつも本当に有り難うございます☆

皆さんも皆さんの大切な方々も、明日もお元気で心穏やかに過ごせますように☆LOVE☆

追記:2020/08/17

表現を一部変更しました。

黒いシルエット→繊細なシルエット