「やった方がいいよね、それ」・・・では物事は動かない
世の中には「それ、やってみたらいいよね」ということが多いです。
その割には、そういったことが手付かずで残ったままになっていることも多く、そのために後で問題として噴出することもよくあります。
なぜ、行動にうつされないのか・・・GTDをベースに考えてみる
それでは、その原因についてGTDの考え方をベースに可能性を考えてみます。
可能性1:思いついたそばから忘れるから
課題に気づいたり、アイデアを思いついたとしても、別件が立て込んでいると覚えていられずに、その場の思いつきが30秒もしないうちに忘れてしまう、ということがあります。
この場合の解決策としては「Step1:把握する」の活用をしましょう。作業としては、とにかく書き残すことです。短期記憶を過信せずに、とにかく頭の外に書き出すことがキーになります。
可能性2:なんとなく気になったまま・・・時がすぎるから
忘れはしないのだが、なんとなく気になったままで具体的にどうすればいいのかを考えずそのままになってしまって宙ぶらりんになっているということもあり得ます。
これに対する解決法は「Step2:見極める」が有効です。気になっていることを具体化しましょう。具体的な一歩目の行動を決めることです。さらにゴールも明確にしておくとよいです。
可能性3:考えたくないくらいに手元が手一杯だから
最後に、もはや手元のことで精一杯で余裕がないということもあり得ます。この場合には、「保留する」という判断が手助けになるかもしれません。
自分の処理・対応力は有限であるので、全てをやりきれない、と思った時には「今はやらない」という判断をつけて「保留する」ということも重要になります。これを行うことで、だいぶセルフマネジメントが進み、「やるべきこと」が明確になります。
まとめ
ポイントとしては「目に見える『行動』をベースにして考えること」と「具体化・明確化を徹底すること」です。
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