故郷の美唄を盛り上げたい!
先日24年振りに故郷の 北海道美唄市 を訪れました。父方の祖父が生前住んでいたので、小さいころ夏休みに何度も訪れていて、当時子供にとっては非常に広い庭や畑を虫取り網を持って走り回った記憶が今も結構鮮明に残っています。
祖父が亡くなってからは訪れる機会が無かったため、まったく関わりがありませんでしたが、何の因果か機会に恵まれ、一泊二日の強行日程ではあったものの里帰りが実現しました。
美唄市とは
北海道の札幌と旭川を結ぶ高速道路やJR函館本線の、だいたい中心付近にある北海道としては中~小規模な町です。昔は炭鉱の町として栄えていました。(私の祖父も炭鉱夫でした)産業が豊かで栄えた町だったため、いまでも特急停車駅になっています。
その後エネルギー政策の転換などの影響で1970年代に炭鉱は閉山。巨大な産業を失った町は徐々に活気を失っていきます。
今は市の面積の1/3を占める農地を活用した稲作を中心とした農業が主要産業となっています。
人をあまり見かけない・・・
JR美唄駅の2階改札を出たところは自由通路になっていて、見たところ中学生や買い物にきた主婦の方々が何人か歩いていました。お昼過ぎくらいの時間に札幌からの特急を降りての第一印象は、そんなに悪いものではありませんでした。嫁さんの実家のある関西の駅も似たような雰囲気だったからです。ああ、田舎に来たな、という印象。
ところが夜になってイメージが変わり、そして翌朝に決定的になりました。とにかく駅周辺に人がいない。そして都市部なら当たり前のように存在する商店・レストラン・酒場などの看板が殆ど見えず、当然店舗も見当たらない。
正直に言えば24年前に訪れたときの記憶は非常に曖昧で、しかも駅を利用しなかったため当時の様子は全くわかりません。しかし更に前、私が子供のころに来ていた時の記憶では、もっと活気があった様に思います。
下の動画は18:00頃に駅の自由通路から駅前ロータリーを撮影したもの。ドラッグストアは営業中ではあるものの、人はほとんど見当たらない。
下の動画は、翌朝6時ごろの駅前を撮影したもの。人や車が一切写っていないです。もちろん無加工。
そしてこちらは同6:30頃撮影した、駅前から一本ズレた幹線道路の国道12号線の様子。流石に車は通っていますが、やっぱり人は居ない。
なんとかしたい!
私の場合、母方の祖父母が早くに亡くなってしまったため、そちら側の故郷の記憶が殆どなく、美唄で過ごした夏休みの記憶がもっぱら支配的です。また父親が転勤族だったこともあり、一か所に長く住むことが無く、愛着のある土地がありません。いわば美唄は唯一の故郷です。
もし美唄が過疎化や空洞化に悩んでいるのなら、なんとか力になりたいと心から思っています。
何ができるのか全然わかりませんが、とにかく今回美唄を訪れた感想などをつらつらと書き綴っておこうと思います。
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