古いロードバイクのレストア日記 前編
2018年にロードバイクを購入し、外もインドアトレーニングもどちらも同じ自転車を使っていたのですが、新型コロナの影響で在宅勤務となってしまったため、インドアトレーニングで結構な距離を走るようになってきました。といっても月300km~400km程度ですが。でもそうすると、今度はタイヤの摩耗や、固定ローラーでのフレームへのダメージとかが気になってきました。じゃあ、トレーニング専用に1台組んでしまえば良いじゃないか!ということで安いロードバイクを物色し始めました。
新車で2~3万で買えるLook車は、後輪がクイックでないものが多く今回の用途には合わないので却下。一時期ヤフオクも物色してたのですが、ここではそれなりに走りそうなのだとやっぱり3万以上はかかるし、しかもヘタレの私は全然落札できない。もうだめかと思ってたところでジモティというフリマアプリで、ほとんどジャンクのような状態でこいつが投稿されました!タイミングといい、まさに奇跡!格安(7000円)で譲っていただいた方、本当にありがとうございました。
ようこそ!
主機であるCAAD12はTiagraモデルで購入したものの、じわじわとカスタマイズを続けた結果、すでにフレームとフォーク以外は別物となっており、逆に言えばフレームとフォークだけ入手すればもう一台ロードを組むことができる、そういう状況でした。
うちにやってきたときのPREC(今後はこの呼び方で)は、
・フロントホイール(フルクラムRacing5)のスポークが1本折れており、フレもすごい
・リアホイール(BICI Tornado)8速ハブ、スプロケ付き。ダメージはないが汚れとサビがひどく、リプレイス決定
・コンポはClaris系 STIもボロボロでリプレイス決定
・ペダル ボロボロなのでリプレイス
・チェーン サビサビなのでリプレイス
・サドル 多分純正だけどボロボロなのでこれもリプレイス
・ハンドル、ステム まだ使えそうだけど、これも余っているのでリプレイス。あとハンドルを回したときにゴリ感がある。
・タイヤはもちろん無理
という状況でした。基本すべてリプレイスでもよかったのですが、フロントホイールが比較的新しめだったので、こちらは修理して使うことにします。
すっかり新しいおもちゃに夢中になりながら、改装計画を練りつつ、とりあえず全バラシを始めました。
そしてもうバラバラ。2時間かそこらでした。とりあえず自転車ばらせる工具は全部持っていた模様です。各種ワイヤーの引き回し等を記録しながらばらしていたのでちょっと時間がかかりました。(でもこれをやらないときっと後でハマる)
主機の方は怖くてバラせなかったフォーク周りも、やっと実物見ながら構造が理解できました。ヘッドパーツ類は、順番とかわからなくなると悲惨なので、まとめて結束バンドで縛っておきます。
ここから如何に金をかけずにレストアしていくか、じっくり楽しみながら組んでいきます。(中編に続く)
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