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私とカメラ

人は何故写真を撮るのか

この日の思い出に
大切な記念日に
この感動を伝えたい
忘れないために
この瞬間を刻むために
インスタ映え
遊び心交えてアートとして

私は子供の頃からカメラで写真を良く撮っていた
携帯のカメラで感動したもの、記念に残したいものを主に撮っていた

以下の記事は主にスマホのカメラではなく
一眼レフやデジタルカメラについて記載する


コンパクトデジタルカメラ

私がデジカメをそれとなく使い始めたのはどうやら2008年頃
親が新しいコンデジを買ったからあげるとお古のコンデジを手にした

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今でもこの写真はお気に入りの一枚
青い空と飛行機雲と乱れた雲、そして黒のシルエット
この写真を見て何ともないと感じる人が多いだろう
それでも私はこの写真を見て かっこいい と感じる
私は何か感じたものを写真に収めてきた


PENTAX-XG1(デジタルカメラ)

2014年の秋にPENTAX-XG1を購入した
それっぽい見た目一眼レフが欲しかった
一眼レフは高そう出し使いこなすのが難しそうだが、こちらのデジタルカメラは丁度お手頃価格だった上、光学52倍ズームというものに魅力を感じた

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初めてこの写真を撮った時、当時ものすごく感動したのを覚えている
葉っぱが一枚一枚細かく鮮明に映し出されている
目を凝視すると眩暈がしそうなものだった

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ちなみに比較としてこちらが当時使っていたスマホ(Optimus G LGL21)で撮影したもの
曇り空の白さに反射されなんだかぼやけて見える

そしてデジカメの面白いところは軽いのにズームがすごい

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欅平で撮影した雪山(白馬岳)
私は双眼鏡代わりとして良くズームを使って除いていた
誰か登ってる人いるかな と
実際ズームを使って山を歩く人を見ていたこともあった
私は目に映るものを鮮明に、そして時にはズームで遠くのものをデジカメで観察した


XG-1はとても楽しかった
でもある日限界を感じた


ある日、私は目がチカチカとおかしくなるほどの無数の星空の下にいた
それまで私が見たものを収めてくれたデジタルカメラ
でもこんなにも目が変になりそうな星空はこのデジタルカメラでは
ほんの少しばかりの点しか収めることができなかった


ニコンD5600(一眼レフ)

そして2018年夏
私は星空を撮るために初めて一眼レフを手にした
いろんなメーカー種類がありすぎた中からとりあえず価格と初心者向きで
選んだものがNicon D5600 ダブルズームキット

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そしてこれが初めて写真を撮った一枚
こうして見るとなかなか良い写真に見えるが、撮るまでにとても苦労した
何故なら一眼レフのマニュアル撮影基本とも言えるF値、シャッター速度、ISOの調整が当時の私にはまったく分からなかったからだ
特にF値とはなんぞや?
シャッター速度やISOはデジタルカメラを使っていた時から関わっていたのでなんとなく意味は分かる
だがこのF値って何?
実際のところPENTAX XG-1にも絞り値(F値)はあったが、意識せずただ
シャッターボタンを押していたので何も知らなかった
ひたすら数値を変えては写真が暗かったり、白すぎて飛んでたり、どれを
どのくらい調整すれば自分の求める写真になるのか
一眼レフをある程度使いこなすまでにかなり時間を要した

もし今まで通り日中に撮影するなら私は一眼レフを挫折し
今でもデジタルカメラで写真を撮り続けたかもしれない
それでも私が一眼レフを持ち続けたのは目的である星空撮影だったからだ

購入から約1年後記念すべき星空が撮れた写真

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ネットや本で見るような写真までには遠く及ばないが
それでもこうして星が撮れたことに私はとても満足している

そして翌日も星空撮影にISOやシャッター速度を調整研究して撮れた写真がこちら

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1枚目と2枚目で使用しているレンズが違う為、見え方が違うが
私としては上達したと思うし持っているカメラやレンズで自分の手で
こうして星空が写真に収めることが出来たことにとても達成感はあった


これからの話

今でも星空だけでなく他の被写体に対して模索しながら一眼レフを使い続けている
一眼レフは難しい
デジタルカメラで自動で撮ることは便利だ
だが自分で調整ができるからこそ違った表現や新しい世界観が見つかることもある
それに加えてレンズもマクロや広角を使用すればさらに変わる

私は感動したもの、残したいもの、光や速さで変わる世界を
今でも一眼レフで追い求めている

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