【人生】私の暗黒時代

こんにちは。あこです。

皆さんには暗黒時代というものはありますか?
思い出したくもない、無かったことにしたい。
そんな過去はありますか?
今回はそんな暗黒時代についてお話しします。

全く興味なかった

私の最も忘れたい暗黒時代は大学生。
通っていた大学は最後の滑り止め。希望校に全て落ちてセンター試験だけで受かったところだ。
行くことはないだろうと調べもせず、ただ単に教員免許が取れるというだけで選んだところ。
どんな大学かわからないまま入学しました。
しかも私の選んだ学科は全員1学期丸々使って留学に行かないといけない。
というのを入学式後に知ったのです。
普通なら喜ぶべきなのだろうが、行く気のなかった私はショックを受けていました。
だからモチベーションダダ下がりで留学に行って、たくさん遊んでちょっとだけ真面目に英語やって帰ってきて、貴重な留学生活を台無しにしてしまい、失敗したなと後悔しています。
あそこで今くらいのモチベーションがあればよかったのに。

全てを下に見てた

滑り止めの大学だから低レベルな大学。
そんなふうに思ってた。
正直高校時代の私の成績なんて数学以外底辺。
センター試験も結果は自己採点でわかってたし、受かった時は「この程度で受かるんだ」って思った。
そして私がいた高校は英語のレベルがそこそこ高い。
そんな高校の生徒がその大学に行くこと自体が珍しいみたいだった。
というのも入学後先生に目をつけられていたから。
「〇〇高校だよね?すごいレベル高いじゃん。そんな子が入ってくるなんて!」
って嬉しかったみたい。
違うんだよ、出身校がすごいだけで私はバカなんだよ。
と心で思っていました。

そして授業を受けるとびっくり。
全部習ったことばかり。
発音記号なんてもうやったし。
farの比較級を授業で聞かれて答えたら教室がざわつく。
え、何でわかるの?って…
いや逆に何故わからないんだよ。
お前ら高校でやってないのかよ。
とんだ低レベルな学部だな。

今思うと酷すぎるくらい下に見てた。

それはそれで申し訳なかった💦
この行いを後悔するのはもっと後の話。

それでもはじめは楽しかった

とは言え全てが初めてなことばかり!
髪の毛染めれる!バイトできる!名古屋で遊べる!
出会いがたくさん!
友達がたくさんできました。
たくさん出会いがありました。
電車通学、帰りに名古屋に寄ってぶらぶら。
飲み会ではっちゃける!
憧れの大学生活でした。

本当の自分

そんな大学生活も長くは続きませんでした。
慣れてくると今度は悪いところが出てくるんです。
自分の最低なところ

☠️リア充に対する妬みがすごい

素直に「すごい!いいなぁ」とならない。
「は?自慢?」って感じで嫉妬してた。
今思うと自分がリア充じゃないから認めたくなくてそうなってたんだと思う。

☠️自分のルールに反してる人が許せない
非人道的なことでなければ自分に直接害がなければストレスなんて溜める必要ないと思うんです。
だけど当時はクラスメイトの行いが少しでも私の考えに合っていないと、正そうとしていました。
しかもやり方が最低なSNSで悪口を書くこと。
直接言わないで。
他の友達も見てるのを分かってて呟く。
そうすれば思ったとおりに変わるだろう。
なんて思っていたのだと思う。

☠️時間にルーズ
これは1番やってはいけないこと。
授業に遅れる。なんならサボる。
単位が取れなくて卒業がギリギリ。
先生からは信用をなくしました。
この経験のおかげ?で今は絶対時間を守っています。
時間を守ると信用されるから。
これは絶対に守らないとダメです。

といった感じで一切反省せず、なんなら「私がみんなの代わりに言ってやってる」くらいな勢いでいたので、友達は目に見えて減りました。
今思えばこの時の私ってネットの誹謗中傷をするめんどくさい正義マンみたいなもんですね。
やってることは間違ってないって本気で思ってました。

いつも一緒にいた友達2人から避けられる。
1番印象に残っているのは体育祭。
3人でトイレでいたら2人が「じゃ、あこ私たちはもう行くから」と出ていってしまい1人取り残されたのは衝撃的だった。

ゼミの男子から嫌われる。
ゼミでみんながワイワイ話してる時に私が発言すると空気が変わる。
男子たちが顔を見合わせて変にニヤついているのだ。
私にはこの意味がわからなかったけど多分良からぬ噂が回っていたんだと思う。

そしてSNSの友達を外され、最後には常に1人になった。
それでも別に辛くは無かった。
四年生にもなればみんなほとんど授業がないし、みんな単位とっているから授業を取るのもどうせ1人だったからだ。

暗黒時代で学んだこと

今思うと当時の自分は本当に性格が悪い。
学んだことは妬みなんていらないということ。
直接害がないんだし、そもそも相手のことそこまで仲良くないのにいらないストレスを抱えるのは時間の無駄だと思う。
何故素直にすごいと思えなかったのか?
おそらく当時の私にはないものを彼女が持っていたから。
私よりリア充だと分かっていたのに変なプライドが高すぎて認めたく無かったからだろう。

それに相手にとって私なんてカスみたいなもの。
興味がない。
私の考えに反してる、気に入らないなんて知ったこっちゃないだろう。
なんなら何故カスみたいな私のために性格を変える必要があるのか?
私が中心の大学ではない。
なのに多分当時はそんな考えすら無く超絶自己中だったと思う。
しかも不満を直接言わないでSNSで呟く。
もう陰湿極まりない。笑
裏表ありあり。そりゃ友達無くすよね。

そして1番学んだのは時間も守ること。
この4年間全てが無駄だったと言っていいくらい後悔している。
ちゃんと時間を守って電車に乗れてたら…
授業に出てしっかり単位が取れてたら…
自分で勉強管理もできただろうし、バイトも計画立てて貯金ができただろう。
留学だって無駄にしないようにたくさん外国人の友達を作って英語を吸収していただろう。
TOEICももっともっと点数が取れていただろう。
今も大学の同級生と繋がっていただろう。
からっぽな人生にならなかっただろう。

上げ出したらキリがない。
失わないとこんなことにすら気づけない。

自分で書いておきながらなんか悲しくなってきた…

暗黒時代とは言っても原因は自分の性格の悪さ。
みんなは悪くない。
むしろ謝りたい。

…と思っているけど今更仲良くはできないし、ゼミの男子や友達に突き放されたショックが忘れられないからそれについては根に持たせていただいてる笑
人によるけど。

卒業して月日を重ね、大学時代を暗黒時代だと位置付けたと同時に私の中で人生の教訓ができた。

①悪口を言わない

②不満を呟かない

③嫉妬妬みを捨てて
④時間を守る


卒業してからずっとこれを教訓にして生きている。

それでも前を向く

大事なのは自分の人生。

もうすでに結婚して子供がいる。

今から遅いのかもしれないけど、少しでも後悔した分を取り戻すためにこれからも

①悪口を言わない
②不満を呟かない
③嫉妬妬みを捨てて
④時間を守る

未来の自分を常に頭に描きながら楽しく生きていきたい。

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