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宮島弥山 大本山 大聖院

広島県の宮島へ参拝の旅に行ってきました。
今回の旅の一番の目的は弥山への登拝です。

広島はカープ愛が詰まってました

JRで広島駅から宮島口駅へ、そこからフェリーで宮島に渡ります。
乗り降りの時間も含めて乗船時間は20分ほどでしょうか、便数が多く待ち時間は少ないです。

SuicaやICOCAなど交通系ICカードがあれば、チケットを買う必要もなく、バスに乗るような感じでピッとするだけで乗船できます。ほんとに便利になりましたね。

フェリー会社は2つあり、鳥居を近くで眺めたい方はJR西日本宮島フェリーに乗ると良いと思います。

料金はどちらも片道200円、行きはプラス訪問税100円とお安いです。

エアコンのきいた船内で最高でした

美しい鳥居を眺めたり、写真を撮ったりしているうちにあっという間に到着しました。
大雨の予報でしたが何とかもってくれて、無事、宮島に渡る事が出来ました。


真言宗御室派です

宮島に着いて最初に大聖院でお参りをしました。

観音堂

宮島に訪れるのは2回目です。
観音堂に入りチベット旅行以来、久しぶりにダライ・ラマのお写真を拝見して、前回の参拝でチベットとのご縁を頂いたのだ気づきました。
弥勒菩薩像もあり、感謝のお参りが出来ました。

素晴らしい木鼻

摩尼殿で「弥山登拝頑張ります!」と宣言して、大聖院コースで弥山登拝スタートしました。


大聖院正面左側が登山口です

大聖院コースで登るのも2回目です。
最初は写真を撮ったり、暑いなぁとか、でも雨降らなくて良かった、など考える余裕があったのですが、しばらくして、汗がタラタラと出て、息も苦しくなり、なぜまた登拝しようと思ったのか後悔しながら、半泣きになって山頂を目指しました。

美しい景色

そのうち、誰が登拝なんて言い出したのか(私しかいません)、だんだん腹が立ってきて、それでも登るしかなく、攣りそうになっている足や、天気を気にしながら何とか山頂まで登りました。

情けない苦しい登拝でしたが、自分の小ささをちゃんと確認できました。
偉ぶらない、おごらない、過信しない。
忘れてたなぁとそんな事を思いました。

弥山の巨石

山頂では、到着した喜びでテンションがおかしくなっていたせいか、残念ながらあまり写真がありません。

ちょうど宮島ロープウェイが施設整備のため運休中だったので、人がとても少なく、景色の見える岩に座り、静かに身体を休めました。

弥山山頂

人が多ければ、ザワザワと心落ち着かないのに、少なければ少ないで、山頂に一人取り残されたような気持ちになって不安になり、もっとゆっくりすれば良かったのですが、早々と弥山本堂、霊火堂を目指し移動しました。

ちなみに、山頂の展望台の売店には募金することで頂ける栞があります。ステキな絵柄で私も記念に頂きました。


霊火堂
煤で味わいがあります

山頂から少し下山したところに大聖院の本堂と霊火堂があり、霊火堂には「きえずの火」というものがあります。

千二百年の今日まで、絶ゆることなく燃えつづけている不滅の霊火。

大聖院HPより

この霊火にはとても大きな茶釜がかけられていて、中で沸かしているお湯を頂く事が出来ます。
そっと蓋を開けて飲ませて頂きました。
前回登拝した時も感じましたが、飲むと不思議と力がみなぎってきます。

紙コップも用意されていますので、すくうのはちょっと大変ですが、行かれた際にはぜひ飲んでみて欲しいです。

最後に弥山本堂で無事、弥山に登拝出来たことに感謝して、紅葉谷コースで下山しました。


赤くなってるところがありました

紅葉谷コースは大聖院コースと違って、階段も少なめで、スルスルと下山する事が出来ました。

体力のある方なら、弥山登拝はお勧めです。
私は大聖院コースで登るのに約1時間半ほどかかりました。大聖院コースは階段が多く大変でしたが、紅葉谷コースなら比較的歩きやすいのではないかと思います。

とても思い出深い弥山登拝になりました。無事に登拝できて本当に良かったです。

この日は宮島で宿泊し、翌日は厳島神社に参拝しました。

続きます。


大聖院のサイト

大聖院さんでは、阿字観瞑想などいくつか修行の体験ができるようです。こういった体験も良い思い出になるのではないかと思います。


宮島ロープウェイ

今回の登拝、下山はロープウェイを予定していました。まさか休止の日があるなんて。
計画の段階で確認しておくといいですね。


登山ルートについて

普通に体力のある方なら、登るのが大変だったというのは、大げさと思うかもしれませんが、登山はお天気と自分の身体をきちんと見極めないととても危険だと改めて感じました。


宿泊ホテル

急な人数変更にも臨機応変に対応して頂きました。桟橋への送迎もとても有り難かったです。


続きます。

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