24年1/22~1/28の日記 何気ない日常
1月22日月曜日 晴れ
会社から2駅先の駅まで歩いて帰ろうと思うと、寒空の下を歩くいつも以上の人たちと、花火時以外では珍しい警備員。そうだ、ルミナリエが開催中だった。29回目にしてはじめての分散、有料開催。LEDになり光の質が変わったけど、夜空に浮かび上がるルミナリエは相変わらず温かく、心に届く。
無料エリアから写真を撮ろうと思うと、肉巻きおにぎりのフードワゴンが写り込む。鎮魂よりも観光が主目的になったな、これは。ただ、集う人の顔はみな笑顔だ。それにしても、いい匂いが漂う。
どんな形であれ、29年前の震災を振り返り、防災への意識を強く心に刻み付けること、そして神戸の街に多くの人が集まることが重要だ。
1月23日火曜日 晴れ
終業後、エレベータを降りたら、一階で同期とバッタリ。折角なので、近況報告がてら、寒空の下を一緒に2駅先まで歩く。夜になると気温が下がり、体感的には昨日よりも寒い。あまりにも強烈な寒さに、途中から顔がこわばり、呂律が回らない。未だかつて、そんなことはなかった。年々寒さに弱くなっているのではないだろうか。
ルミナリエには、結局二日連続行くことに。
帰宅路、LINEで妻から買い物の指令。フリルレタス。閉店間際のスーパーを探しても、そんな商品は何処にもない。近似値であろうグリーンリーフレタスを買った。結局正解だったのだろうか?形状と色の違い?
1月24日水曜日 晴れ
仕事終わりで、映画「PERFECT DAYS」。人生の影ってどっちなんだろう。あったかもしれない未来なのか今なのか。ただ、主人公は今がとても有意義で楽しそう。生きる今が影なんてことはない。ただ、グラデーションがあるだけか。何気ない日常の毎日と少しのさざ波。幸せを感じられる映画。
劇中歌、これまたセレクトが素晴らしい。Spotifyにあるかな。
1月25日木曜日 晴れ
社外での打ち合わせ終わりで一献。飲み会になると、愚痴や悪口大会になるのが世の常だけど、今日は楽しい話で良かった、ギルガメッシュナイトという単語以外、よく覚えてないけど。人を貶めて笑いを取る悪乗りが嫌いで、いつしかバラエティー全盛のテレビも見なくなった。当然、そういう飲み会にも行きたくなくなった。人を誉めて何が楽しいねんという人もいるけど、人を貶して笑いを取って何が楽しいねんとその100倍思う。
そば屋さんに行ったのに、小芋煮、いわしの煮つけ、竹の子の天ぷら、そら豆、鉄火巻。そばを食べ損ねたことに気付いたのは、お店を出てから。
阪急百貨店前。路上ライブには夢がある。是非頑張って欲しい。
1月26日金曜日 曇り
身体作りの夏場を故障(ハムストリングの炎症)で逃した影響で、68キロ台から減らなくなった体重がようやく66キロ台へ突入。頑張った2~3ヶ月後に成果が現れるとの持論通り、故障が落ち着いた11月頃から頑張った影響がようやく出てきたようで一先ず安心。と言っても、月間練習は80~100キロ前後。目標でサブ4を設定していた時に比べると、気持ちが上がらず、思ったほどは走れていない。
体重が減ったら減ったで、増えるのが嫌なので、晩ご飯食べたら、すぐに歯磨きをしておやつは控えることにした。と言っても、いつまで続くことやら。早くもアイス食べたい。
帰り道の書店で見かけた黄金糖100個入1080円が、頭から離れない。
1月27日土曜日 曇り
「こんなに美味しいなら、だれか早く教えてよ」と言わしめるセリご飯。その美味しさが知りたくて、作る欲が急激に高まっている。ようやく会社がお休みの土曜日になったので、スーパー3軒、八百屋さん2軒回ったけど、何処にもせりは置いてなかった。そのうち、スーパー1軒のみ、「せり」と札を挿した陳列棚はあったけど、残り4軒はその面影すらなかった。
春の七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)の時にはあんなに売っていたのに、何処に行ってしまったのか。
お気に入りPodcast番組の、一周年記念ステッカープレゼントに応募したところ、コメントが読まれて小躍り。ヤンタンから始まったラジオ人生ではあるけど、ハガキ職人でもなく、お便りを出したことは片手で足りるくらい。だから、自分のコメントが読まれると、恥ずかしく、ひとりソワソワ、ゾワゾワしてしまう。ほかの人はどうなんだろう?
1月28日日曜日 晴れ
今日のランニングのお供に選んだのは、和歌山のカルチャーを中心に、本や漫画、映画、音楽について店主とゲストが語るPodcast「元本屋プラグラジオ」。最新回は、先日見たばかりの映画「PERFECT DAYS」が「ASD当事者の視点で読み解く『PERFECT DAYS』の魅力」と題して語られる。
自分自身が考えもしなかった視点から論じられ、映画の持つであろう新しい側面を知れ、解像度が上がるお話。ただ、決してそれが正解ではなく、人の数だけ解釈が存在する。資本の論理で語られる側面もあるけど、多くの人に響く映画であることを更に深く認識できたのが良かった。
普段乗らない路線のバスに乗ったけど、観光地へ向かう路線でもないのに、年配層でバスがすし詰め状態。バスで電車で街ですれ違うこの人たちは、何処に行くのだろう、とふと思う。
一週間お疲れ様でした
家と会社の往復の日々、それだけではないはずの自身を理解したく、初めて日記形式で書いてみた。思った以上に起こる出来事、頭をよぎる思考、胸を行き交う感情。全てを言語化できる、してる訳ではないけど、少しずつ少しずつ形に残すことで、より自分らしく、素直な生き方が出来る気がする。
そんなこんなの週一更新。今週も一週間お疲れ様でした。
明日からの一週間も、ゆるりと頑張っていきましょう。