42キロも走ったのに、体重増えてるやん!?マラソン後の体について #22
姫路で味わった残り10キロの苦しみから早一週間。這う這うの体でゴールに辿り着き、当分走りたいと思わへんのちゃうかと思っていたら、次の日にはどうやったらベストを出せるのか考え始めていた。本当なら身も心も休めたいところなのに、ランナーとは恐ろしい生き物だと改めて感じる。今シーズンはもう出場レースはなく、秋の神戸、もしくは来春の京都、姫路、何処かで走るチャンスに恵まれることを願う。
マラソン翌日が建国記念日の振り替え休日で休暇。心行くまで休めるぞと思っていたのに、娘の買い物の付き添いへ声が掛かる。当然、歩く時はゆっくりしか歩けず、階段の昇降は一日で歳を20も取ったのではないかという有様。とは言え、筋肉疲労以外で大きな不調もなく火曜日の出勤を迎えられたのはラッキーという外ない。
そんな中、マラソン翌日、翌々日に、これはどういう事?と疑問に思うことがあった。
翌朝起きたら体重が増えている!?
体重計が壊れている!?
一昨年にGarminを買ってから、起床後すぐに体重を図り、Garminに記録することが日課になっている。マラソン当日の体重は66.4キロ。そして今日の体重も66.4キロ。一週間単位で見ると波のない安定した推移。ただ、42キロ走った後の12日月曜日に早朝の体重は66.6キロ、翌火曜日の体重は67.7キロ。痩せると思ってたら、増えとるやないかーい。
フルマラソンで2900キロカロリーも消費したのに、増えているのはどういうこと?更にその翌日にはもっとってどういう事?とショックを受け、僕の体がオカシイの!?と気になったので、調べてみました。
体重増加の原因はお水!?
人の体は「水分」「たんぱく質」「脂質」「ミネラル」の4つの主要成分で構成されており、このうち、短期間に変動しやすいのが水分。人の体の約60%が水分と言われ、飲み物や食べ物を摂取し、汗や尿で排出を行っている。体重の増減には体の水分量が大きく影響をしているそうです。
強度の高く激しい運動をした後は、筋肉の損傷、炎症が起きやすく、そのダメージを回復する為に患部に水分を取り込み、過剰に水分を貯めやすく浮腫んでしまいます。その浮腫みの影響で体重が増えるようです。ざっくり言うとそんな感じ。
筋トレで破壊された筋肉が回復する際に、元より強い筋肉になる超回復という現象と同じようなことが起こっているそうです。
走った後の食事はゼロキロカロリーよね?
終わった後にビールを飲み、焼売を食べたことも原因の一つかもしれないけど、体重増加もカラダが回復しようとする際の作用の一つとのこと。体重自体、2~3か月後についてくるくらいの感覚なので日々の変化には一喜一憂しないけど、マラソン走ったのに増えていると、流石に気になってしまいました。ちなみに、こちらがランニング後に食べた、焼売と焼きそばです@東来春。
姫路城マラソン走った後に、ステージまでしていた、シンガーソングランナーのsuiさんも同様のポストを上げていたので参考まで。やっぱ太るそうです。
ネットを検索すると、どうしても痩せた、という人が多いので気になりましたが、ごく普通の反応のようで一安心です。
もう一週間くらい休んでも良いのでは、とも思ったけど、あまりの天気の良さに、本日よりランニングを再開。内臓の揺れによる心臓や背中の痛みはあるものの、ハムストリングや腰の痛みもなく、順調な回復。秋以降のシーズンに向けて、少しずつ歩みを進めて行こうと思います。