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見えない未来。つくる光。

はじめに

はじめまして。G-Splash 27th引退公演係の林 凌大です。

現在G-Splashでは、11/21に行われる27th引退公演「Flash」に向けてクラウドファンディングを実施しております。

当初の目標額である40万円を大きく上回るたくさんのご支援と温かいコメントに一同を代表して感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

皆様のお気持ちを励みに、引退公演に向けてこれからも日々努力してまいります。

なお、終了まで残り1週間となりましたが、現在もネクストゴールの65万円に向けて活動しておりますので、引き続き皆様の温かいご支援とご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。

今回は引退公演に関わらせていただいている一部員の立場から、G-Splashおよび引退公演に向けた私の想いをお伝えさせていただきたいと思います。

「Shadows」

富山から上京してきた私は、大学で初めてストリートダンスというものに触れました。

G-Splashに入ったきっかけもアイドルグループの嵐のようにかっこよく踊りたい、といった単純な理由だった気がします。

1年生の最初の頃、不安と期待でいっぱいの中初めての舞台に立ちました。関東のダンスサークルが一同に集まる大きなイベントでした。とても緊張しましたし、上手くは踊れませんでしたが、目の前に広がるお客さんの笑顔とまぶしいくらいの照明、そして前で楽しそうに踊る先輩の姿は今でもよく憶えています。

それからはどんどんダンスの魅力に引き込まれていきました。体育館に行けば、いつも一緒に練習に励む仲間たちと優しい先輩方がいました。

人見知りだった自分もG-Splashは温かく受け入れてくれました。

そうして迎えた先輩方の初めての引退公演。迫力の映像と照明。響き渡る歓声。最後まで踊り抜いた先輩方。

私は自然と涙が溢れていました。お客さんも、隣で踊っていた仲間たちも、引退される先輩方も、その想いは一つでした。

私は初めて知りました。ダンスは想いを誰かに届けるためにあるのだ、と。

「次はお前の番だよ。必ず見に行くから。」

涙ながらに話してくれた先輩のことばが今の私を動かしています。この先ずっと同じ日常が続く、自分たちも同じように舞台に立ち続けていく、

そう思っていました。

「Flash」

私たちの日常はたやすく打ち砕かれました。

コロナ禍で練習もイベントも大きく制限され、後輩たちにも辛い想いをさせていると思います。今の自分が、ずっと思い描いていた先輩のようになれているか、何度も悩みました。

そんな自分にできることは何か。必死に考えていたとき、頭によぎったのは先輩のことばでした。

私は公演係として引退公演の立ち上げに関わることを決めました。

たかが学生のダンス。そう思われる方も多いと思います。

ですが、学生の自分たちだからこそ、等身大の想いを伝えたい。先輩方の想いをつなぎたい。後輩たちに希望を与えたい。私はそう考えています。

いま、部員一人ひとりが様々な状況でそれぞれの想いを胸に必死に生きています。熱い想いはずっとくすぶり続けている。僕はそれを形にする手助けをしたいです。

およそ2時間。舞台に立てる時間はわずかですが、2年前と同じ季節同じ場所から、想いを一つに大きな光を放ちます。

当日見にきて下さる方、一緒に踊る仲間たち、今まで支えてくださった親御さんやOB・OG、支援者の皆様、その誰もにとって、本公演が暗闇を照らす道標となることを願っています。

ご心配をおかけすることもあるかと思いますが、温かく見守って下さると幸いです。引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。



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