見出し画像

新社会人としてのマインドセット - 指示待ち人間からの脱却 -

大したことは話せませんが、私が新社会人のときに一つ成長した出来事をお話したいと思います。そのきっかけとなったゴール指向という考え方も併せてご紹介します。社会人になり少なからなず不安を感じている方、目的なく言われた仕事にこなしている方、そんな方々の何かのきっかけになればと思います。

指示待ち人間とは

上司や同僚に言われたことだけをきっちりこなす人のことを指します。悪い言い方をすれば、指示通りのことは出来ますが、自分からは動けない人のことです。仕事のやり方は人それぞれですが、評価されやすいのは自分から考えて動ける人間です。指示待ちでしか動けない人には次のような心理的特徴があります。

・仕事に対してやる気がない

・失敗を恐れるあまり挑戦する勇気が湧かない

・自分の意見に自信が持てず、萎縮してしまう

動けない人から動ける人へ

言葉にすることは簡単ですが、実際に行動に起こそうと思うと難しい内容だと思います。頭では理解しているんだけど、いざやろうとすると萎縮してしまう…なんて人もいるんじゃないでしょうか。ではなぜ萎縮してしまうのか?私個人の考えですが、意見や行動のコンテキストが組み立てられていないからだと考えています。どこから始まった考えなのか、何が根拠になっているのか、どこが不明確なのか。その全てが自身の頭の中で組み立てることができていれば、自信を持って意見を発する、行動に移すことが出来るのではないでしょうか。

具体的に何をしたらわからない人におすすめしたい

具体的にやることが見えていない人には「ゴール指向」をおすすめしたいです。頭で考えていることをそのまま図示するだけなので、非常に簡単だと思います。そのまま他者への説明にも利用できるので、いざ意見を発するときにも一助となってくれるでしょう。頭の中で考えているだけではなかなか進まないと思いますので、一度試してみてください。

わたしがゴール指向を使うことになったきっかけ

学んだきっかけは学生時代の研究室です。非常に面白そうだったので研究させていただきました。社会に出てから実際に使ってみようと思えたのは、社会人一年目のときでした。

何をすれば良いかわからない。何をやりたいのかわからない。今やっていることが正しいのかわからない。それが社会人一年目の私でした。指示されなければ動けない。典型的な指示待ち人間です。このときの私は、知識がないから、経験がないから動けないのだと思っていました。

きっかけは上司の一言でした。

「この作業ってなんでやると思う?」

明日の説明に使うから、、と私は答えました。

「必要だと思う?」

ここまで言われて気づきました。目的を意識しておらず、あれだけ学んだゴール指向が一切実践出来ていないことに。

気づいてしまえば後は学んだことの実践です。目的を考え、何が必要かを考える。わからない目的があれば上司に質問する。自ら考え、行動する「優秀な人材」の誕生です。優秀な人材になるためのマインドセットにゴール指向は役に立ちました。

少しでも興味を持っていただいた方に

いかがでしょうか?ここまで読んでいただいて、ゴール指向に対して何かしらの興味を持っていただけていれば幸いです。ここからは具体的なゴール指向の使い方、どうやって意見を組み立てていくのかという内容をお話していきたいと思います。

具体的にゴール指向って何?

ゴール指向は簡単に言ってしまえば、目的を明確にすることです。目的を明確にすることで、無駄な行動を最小限に抑え込み、納得感を持って動くことができるのです。シンプルが故にその使い道は多岐に渡ります。具体的には次のような使い道が考えられます。

仕事で使えるゴール指向

・現在やっている作業の目的を明確にして、作業の効率化を図る

・ユーザの生の声に対して真のニーズを見つけ出す

プライベートで使えるゴール指向

・英語をスムーズに話せるように効率的に勉強する

・将来エンジニアになるために、必要な資格を取得する

学ぶ上で大事なこと

「ゴール指向とは真面目に向き合わない」

これからゴール指向を学ぶぞ!と意気込んでいる人からすると肩透かしを食らうかもしれません。ですが正直に話しますと、ゴール指向はそこまで意気込んで勉強するものでもありません。「記法に拘って~」、「ここの書き方が~」などの細かい部分を覚えるよりも、自分なりに納得して形にできることが大切です。難しく考えないことが大事だと考えています。

目次

1.イントロダクション(本記事)

2.身近なところからゴール指向をはじめよう

3.思考の可視化

4.GSNの紹介~ゴール指向だとここが足りない~


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?