はじめてのゴール指向③

思考の可視化

自分の考えを他者に説明する際、あなたは何を使って説明しますか?文字、図、絵、伝え方は人それぞれかと思います。何を使うにしても相手に伝わるということが大切です。ゴール指向の可視化は非常にシンプルですので、ルールにとらわれず積極的に使っていきましょう。

可視化の嬉しさ

ゴール指向の可視化には、大きく2つの嬉しさがあると考えられます。

・自分の思考をわかりやすく相手に伝えることが出来る

普段会話をしていて、自分の伝えたいことだけ伝えて相手の理解が得られないという経験をしている人はいませんか?ゴール指向の可視化では、自分が伝えたいことだけでなく、その背景、過程、代替案までを伝えることが出来ます。自分の根底にあった思考が相手に伝わると、相手の理解を得られる確率を飛躍的に増加させることができます。

・自分の思考を整理出来る

目的や手段を考えているうちに、どの目的に対して、どの手段を検討していたのか、どんな代替案があったのかわからなくなってしまいます。ゴール指向の可視化では、縦軸(目的と手段)と縦軸(手段と代替案)を並べることによって、思考の整理をすることが可能です。

可視化してみた

はじめてのゴール指向②で紹介した掃除の話を題材に説明します。できるだけシンプルに書いていきましょう。利用するのは四角と線のみです。

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いかがでしょうか?簡単に書けそうな気がしてきませんか?こんな簡単な図だとしても、単に文字だけで伝えるよりも理解度は大きく向上します。

代替案も追加してみましょう。情報量が多く、少し複雑な図になるかと思います。

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いかがでしょうか?先程よりも関係性が複雑になったため、図にした価値が高くなった気がします。

可視化の嬉しさ、見えてきましたか?

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