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脆弱性

夏は嫌いだ。
毎年絶対夏風邪に罹患する。今回は軽い夏風邪だったものが喘息発作まで上り詰めた最悪の事態だった。

幼少の話を親戚中に聞く限り、身体が弱くて肌が白い子だったらしい。いかにも病弱そうな。

現在、筋肉がついて脂肪がつきすぎたはいいものの、身体の弱さと顔色の悪さだけは健在のようで、見事にライブ前に喘息再発してしまった。相方に大変申し訳ないことをしたなと猛省した。1人で漫談できる相方に尊敬の念すら覚えた。

いや、反省したとて風邪は引くのだ。体調管理に気を遣っていても、なるものはなる。こればかりは仕方がない。偏食をどうにかするしかない。

幼少の長期入院していた朧気な記憶では、黒糖まんじゅうといちご牛乳しか口にしていなかった気がする。あれは何で入院したのだろう。入院の回数が多すぎて覚えていない。21歳の年で2回入院したので、今年はギリギリセーフを保ちたい。夜間救急に数回お世話になっただけか。それもそれで、人として健康に生きることができている気がしないけれど。

病は気からとは言うが、つい暗い人間なので闇深いことばかり考えてしまう。この思考の癖を無くせば体調も崩さないのだろうか?

療養していた実家から自宅への帰路、咳をしすぎて周りから人が居なくなった。このご時世、喘息は辛いものがあるな。

しばらくマスクを手放せそうにない。

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