いろはに

鍼灸院をやっています。

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最近の記事

夏の過ごし方

先日たまたま宇和島市を通りかかった時、ちょうど牛鬼祭りをしてました。 写真でみたことあるだけだったので、実際に見たら大迫力!夏祭りはいいですね! 祭り大好き^ ^ さて、夏の暑さはとにかく疲れます 汗をかいたり、スーパーで寒くなったり、冷たいものを食べたり、海で泳いだり、川で泳いだり、お祭りに参加したり、とにかく活動的。 活動的じゃなくても辛いこともあります ずっと家で寝てるだけなのに、テレビ見てるだけなのに、なにもしてないのにしんどい、ずっと涼しい部屋にいるのにしんど

    • 夕立のすずしさの後の…

      ザーッと前の見えないくらい強い雨がほんの数分だけ降ると、その後サーっと涼しい風がふく 海水浴の人たちは木陰や物陰で雨宿り、こんな風景も夏の風物詩だなぁと思う 陽極まって陰となる、夏の暑すぎる日差しが雨を呼んだのかな、なんて思いながらもやっぱり雨上がり、ギラギラの太陽、滴る雫、濡れたアスファルト、夏が好き! でも陽中の陰が一番暑い。 雨降った後の蒸し暑さが最強。 そして夏って汗をかくだけで疲れる、冷たいものを飲んでも疲れる、クーラーのなかに長いこといるのも疲れる、扇風

      • 気の機能

        ⑴推動 ⑵温煦 ⑶防御 ⑷固摂 ⑸気化 ⑹営養(基礎中医学には記載なし) とある。 気は動かし、温め、守り、固め(漏れ出さないようにする)、津液や血に変化する。 気があるから、動く。気とは人体の構成物質である。 参考文献 基礎中医学

        • やまもものない時

          高知県名物やまもも、今年は全然なって無いですね。 梅も全然無い。 80代の方のおばーちゃんが、やまももの無い年は台風が多い、と仰っていたそう。 今年は台風の予感。

        夏の過ごし方

          基礎中医学 気の種類

          元気は生命活動の源であり、先天の精と後天の精で構成され、腎精から発生する。 命門の火のことも指す。腎から発生するので「腎気」や「腎陽」としても認識される。 宗気は脾胃から取り入れられた水穀の精微が肺で、吸入した清気と合わさり作り出されたばかりの気。「宗」=おおもと ここから全身に循環されていく。 呼吸運動と発声に深く関わる。また、心気の源になるので、気血の運行や心の律動などは関連が深い。 営気は血液と共に血脈の行く気。営気は水穀の精微から生じている。全身の栄養する働きと、

          基礎中医学 気の種類

          基礎中医学 気が作られる

          腎陽がある状態(蒸騰作用)に 脾胃で飲食物から得た水穀の精微が 肺に昇清されて 肺が吸った清気と合わさることにより 気がつくられる 参考 基礎中医学 神戸中医学研究会編著

          基礎中医学 気が作られる

          精気論という考え方

          つい先日から二十四節気では小雪に入ったようですね。だんだんしみいる寒さになってきましたが、日中熱いのがなかなか厄介で汗をかくとそのまま冷える。この冷えがあちこち痛みをだします。足がつる人も急増中です。冷え対策も大切ですが、汗冷えにはご注意を! 東洋医学の世界観の一つに精気論というものがあります。 精気とはこの世界を形作っているエネルギーそのものであり、動植物、空気、自然もちろん人間も精気によって作られて動いています。 人の体は天地の気が集まったものということですね。

          精気論という考え方

          東洋医学のはなし。まずは世界観から

          ここは温暖だけど、とても風の強い地域です。今日は風が吹き荒れていて、畑のキビはすっかりなぎ倒されてしまいました。空気も乾燥するせいか、植えたてのゆずの葉っぱもすっかり落ちてしまいました。近所の川にはいよいよカモが渡ってきています。冬の訪れを感じますね。 鍼灸院のほうでは、めまいや肩こり、腰痛が多く、季節の影響を受けているなぁと感じるところです。 東洋医学とは、中国の中医学を基として数千年にわたって発展してきた医学体系です。そのアプローチ方法は鍼灸、漢方など。 そして、こ

          東洋医学のはなし。まずは世界観から