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昨日アップしたシーズントレイラーの動画が早速反響が大きくて嬉しいですね!あの技この技、皆さんの来季の目標になったかもしれませんね! 《制作裏話》 楽しそう!が裏のコンセプトだった今回のトレイラー。なのでニヤニヤできそうなシーンを散りばめてみました。 カッコいいだけの動画って、作っててこう…疲れるんですよね。昨年あたりからGRの板って、少し敷居が高いと言われる機会が何度かあり、少し気にもしてたんです。 もっと身近な感じで…と作ってみたら、作ってて楽しくて、自分でも今
今シーズンのご案内の動画と、その中で流しているシーズントレイラーPVを公開しました! 動画は随分長らくお待たせして申し訳ありません!忙しい身の上が悪いんです!(注:言い訳) 因みに今回の動画では新たに一曲作りました。Elevationの単語の意味を知ってイメージした曲です。個人的にも今までに作っていなかった方向の曲なので作っていて楽しかったです。 お陰でトレイラーの方は曲と動画のイメージがマッチしてとても滑りたくなる動画になってのでは?と自画自賛しています。スキ
今日も前回の続きです ワックスと滑走面の密な関係|GR ski life @GRskilife #note https://note.com/grski/n/n98fe3979a241 リンクが反応しないかたは=>こちら ワックスには適正温度があり、その温度にあわせて使うのが一般的です。競技で使用しない限りこの温度は気温を目安にして、ワックスに書かれている温度帯に気温が適する硬さのワックスを選びます。 この場合は気温が0℃から10℃のゲレンデに適している事になりま
前回のブログの続きになります。先にご覧ください ワックスは染み込むものなの?|GR ski life @GRskilife #note https://note.com/grski/n/n08d1bb5d2c90 リンクが反応しないかたは=>こちら さて、ワックスの事について「生塗りワックス」というものの話で一旦区切っていましたが、今日はそこから話を進めていきましょう。 生塗りワックスは固形などのワックスを塗るだけというとても簡単な方法で使うワックスです。アイロ
ディープで不可解な世界へようこそ。スキーワックスのお時間です。 スキーが滑る為には必要なワックス。これまでワックスはたくさんの人をその蟻地獄に誘い、答えのない世界を見せつけてきました…。 と書くととても難しそうなものですが、実際はずいぶんと簡単になってきています。高性能ワックスが普及して誰でも簡単にワックスができる時代、ともすれば子供にだって失敗無くできるくらいです。 ワックスはパラフィンでてきています。パラフィンはその原料が石油で、医療や食用に用いられるものもあ
ブラシなどの話をしておいて大事なアイロンの話をしてませんでしたね。 メンテナンスをする人は知っていてもスプレーワックスくらいしか使っていない人には敷居の高いスキーアイロン。温度は90度から140度くらいで使用するので、家庭用アイロンの中くらいの温度で使います。 先にアイロンの仕組みを説明すると、電熱線によってアイロンは温められます。ワックスの指示するアイロン温度に設定して、その温度を越えるとサーモスイッチが自動的に作動して電熱線の加熱を止め、一定以上冷めてくると再び
先日ブラシについて解説しましたが、ブラシの汚れってどう落とすの?と質問を頂きました。 確かにブラシに残ったワックスかすって、気になりますよね?ともすれば殺人床の原因にもなるし… 最も簡単なのは「吹き飛ばす」事、エアーコンプレッサーやブロアーを持っていることが必要ですが、吹き飛ばすと簡単にキレイになります。 ただし注意があって、ワックスを吹き飛ばしても問題のない所でやらなければなりません。室内だと床を汚す事になりますし、かすが落ちればつるつるの殺人床が出来上がってし
数々ご予約頂いているInnocentですが、滑走面のデザインでほんのちょっと変更させて頂きます。 言われないと判らないかもですが、縁取りを加えました。裏返して置いておくと目立たない、シンプル過ぎる、と言われてましたが…ほんのちょっとデザインに締まりが出たかな?と自画自賛しております。 元々のデザインはこれです。見比べるとけっこう違いがあるかも? 新デザインのInnocentはこの秋からの販売分で反映されます。デザイン以外の所ではあまり変更がありませんが、より愛される
スキーボードでも採用される事が多くなってきたロッカー。あまり聞き慣れない言葉ですが、一時期マストトレンドとして技術革新を起こした新世代のスキー構造です。 ロッカーを解説するにはキャンバーを説明しないといけません。キャンバーはスキー板が上面側に添っているのは皆さんもお気付きでしょうが、あの反りのコトをキャンバーと言います。キャンバーはスキー板にとってとても大切な構造で、板のグリップや安定感などに大きな影響を与えます。 このキャンバーで大事なのが雪接点です。無加重状態で
新型コロナ、影響がなかなか収束しませんね。困ったものです。 このままの状態が続いたとして今年のスキーシーンを想像すると、ちょっと面倒な感じになりそうです。 駐車場 車を停めることは今まで通りでも、入場者数を制限したり、ナンバーや居住地を確認されることがあるかもしれません。ゲレンデ駐車場での車中泊についても制限されたり、屋外トイレの使用を制限されることも想像できます。 人気のゲレンデではあらかじめ駐車区画の予約なども実施される可能性もあります。規制に人件費がかかるた
難しい話題が続いたので今日は軽い話題。 スキーボードって、どれくらいスピードが出ると思いますか?コレはスキーボードのテストとして実施し、スマホのGPSによる測定なので正確なものではありませんが、GRの99cmのスキーボード、ForFree(ビンディングは解放式)をはき、某スキー場の斜度30度のコースで測定した結果 111km/hでした! これらは直滑降で、お客さんのいないタイミングを見て十分周囲の安全に配慮し、自己責任で行った結果です。100km/hを越えると止ま
先に昨日のブログをご覧下さいね。 水が抵抗になる理由|GR ski life @GRskilife #note https://note.com/grski/n/nfdbdf34dfcfb リンクが反応しないかたは=>こちら 分子間力などの理由で水が抵抗になる!という話から「大気圧も関与してるのでは?」とのご意見がありました。 この大気圧というのは減圧吸着というもので、わかりやすいのが吸盤です。吸盤が貼り付く力は大気圧による力がかかわっています。 そして吸盤を良
昨日のブログの中で 氷が滑る理由|GR ski life @GRskilife #note https://note.com/grski/n/n60f345640e44 リンクが反応しないかたは=>こちら 「水が抵抗になるのは…」 と、注釈で書いたところ解説して欲しい!とのメッセージを頂きましたので解説してみます。ただし結構噛み砕いての解説なので、間違っている点などがありましてもご容赦下さい。 さて、経験ある方もいらっしゃるとおもいますが、ゲレンデの水溜まりに
氷って、滑りますよね。雪は氷の結晶なので雪も同じくして滑ります。 その上を滑って楽しむのが私達のスポーツ、スキーやスキーボードですが、皆さん、最近までこの氷が滑る理由ってよく判ってなかったんですよ。 長らく信じられてきたのが雑に言うと「氷の上に水の膜が出来て、それで滑る」と言うものでした。圧力や摩擦によって氷が触れている箇所の氷がごくわずかに融けて水になり、その事で摩擦係数が変化して滑った。とされていましたが、しかし説明出来ない事もいくつかあり、もっともらしい?かな