見出し画像

詐欺弁護士の定義をハッキリさせる!中野弁護士が怒っている!

質問者:
中野弁護士、また質問をさせてください。

中野:
はい。

質問者:
最近、弁護士さんの逮捕が多いような気がするんですけれども、どうなんでしょう?増えてしまっているんでしょうか?

弁護士に相談したい方はこちらから

問い合わせフォーム

チャットワークでの問い合わせ

中野:
そうですね、報道にもあった通り直近では元衆議院議員の弁護士が逮捕されました。その前にも同じような形で逮捕されているというところで続いていると。これは本当に由々しき事態だなと思っています。
「詐欺被害弁護士に気をつけろ!」という過去の動画の再生数もかなり多く、該当者の方もいるのかと思っていますが、この際はっきりさせようと、もう同業者に嫌われてもよいので詐欺弁護士の定義を言おうと思います。

こういう弁護士は詐欺だ!

今回、逮捕された弁護士たちは逮捕された段階なのでまだ真実かどうかはわかりません。ただ、実際に弁護士会に「事件が放置されている」「着手金を払ったのに事件が扱われない」といった大量の苦情があったそうです。
そういった事務所の共通点は、弁護士が出てこないというものです。
打ち合わせも含めて弁護士が対応しないわけですが、この時点でもう違法です。これを非弁行為といい、弁護士とは名ばかりで弁護士ではない者に法律事務をさせていたということで今回、逮捕されているわけです。
現在、法律事務所に相談している方で弁護士と会ったことがない場合、これは詐欺です。もう可能性が高い、これは絶対そうですね。
そんなことはあり得ません。
弊所も小規模であり企業法務なので企業のお客様しかいらっしゃいませんが、必ず面談や打ち合わせの際は私か所属する弁護士が法律相談を受けています。普通の法律事務所はそうです。
私の動画を見て「私も騙されたんでしょうか?」という相談もいただきますが、そういった場合、みなさん「弁護士と相談したことがない」「主に事務員とやり取りをしている」とおっしゃいます。
その時点で違法行為なので、これは絶対にダメだと思います。

また弁護士会からもいわれていますが、弁護士が1人、2人しかいないのに「全国対応!」「フリーダイヤル!」「LINEで!」は絶対に無理です。
弊所は企業法務でありそれほど間口を広げていないことから問い合わせ件数が限られているため小規模でもできています。
しかし、一般のいわゆる詐欺被害などの相談が何百人も来られると弁護士1人、2人の対応では絶対に無理です。ですので、法律事務所に弁護士が何人いるのかを調べ、その人数で詐欺被害の救済ができるかどうか考えてみてください。
私は1人、2人の弁護士では絶対にできないと思うので、ここは本当に注意をしてください。同じ弁護士として恥ずかしい限りですが、これでは二次被害になってしまいます。
今回、逮捕されたケースでは実際に着手金を払ったのにもかかわらず回収できた人は1割未満だそうです。
つまり、9割以上の人は詐欺でお金を失い、さらに弁護士に着手金を払ってお金を失っているという実態があるわけです。
このようなことは絶対に避けなければいけません。
こういった弁護士にはくれぐれも注意していただきたいと思います。

LINEで問い合わせをする&10大特典を受け取る

LINEの友達追加で、企業に必要な契約書雛形、労務書面のテンプレート、SES事業によくある質問と回答集などの10大特典をプレゼント!LINEから直接お問い合わせもできます。下記URLから、友達追加をお願いします!

LINEで問い合わせをする&10大特典を受け取る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?