ふじた|経営コンサルタント

徒然なるままに、つらつらと。ビジネス関連の学びと、時々仕事に関しての愚痴なのか決意なのかわからない独白を。

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最近の記事

思考力向上委員会 フェルミ推定&ケース問題⑮ 〜コンサルからコンサルへ転職を成功させるためには?〜

直近、コンサルからコンサルへ転職する人も多く、様々なファームを渡り歩きながら実力を試していく(もしくは居場所がないケースもありますが)ような動きが活発です。 ある1社への内定を勝ち取る前提で、成功させるためにどうしたらいいのか考えてみたいと思います。 まず、基本的に下記が受かるための要件なのでは無いかと考えます。 ①企業が求める人材だと感じてもらうこと ②他の希望者と比較していいと感じてもらうこと ③自分が求めるものが得られること ①についてですが、例えばブティック系

    • 思考力向上委員会⑭ フェルミ推定・ケース問題

      最近、初めてフェスというものに行きました。 サマソニ、ものすごく良かったんですが、人の密集度、熱気、風のなさ、太陽の暑さにより少し命の危機を感じました。 さて、このサマソニも2000年から始めているとの事で今年で24回目。 さらに売上を増やすためにはどうすべきか、フェルミ推定とともに考えてみたいと思います。 売上向上のドライバーを検討するにあたり、ユーザーサイドから算出するのが良さそうなので、 サマソニの売上≒日本人口×サマソニ認知率×サマソニ申し込み率(≒サマソニに行

      • 思考力向上委員会 フェルミ推定⑬ 花火の市場規模

        今年は3回、長岡の花火大会、伊豆諸島の大島の花火大会、長瀞の花火大会に参加しました。 よくよく考えると、どのくらい花火の市場が動いているの気になってきましてので、考えてみることにします。 基本的な計算式を下記と想定します。今回、打ち上げ花火を想定するので、手元でやる花火は想定しないものとします。 花火の市場規模=年間で打ち上げられる弾数×1玉辺りの金額=①花火が打ち上げられるイベントの数×②1イベントあたりの平均打ち上げ玉数×③1玉あたりの金額 ①花火が打ち上げられるイベ

        • 思考力向上委員会 フェルミ推定⑫ 長瀞花火大会の売上

          さて、埼玉県出身の私としては嬉しいお題。 コロナも開けて売上は回復しているんじゃないでしょうか。 ちなみに、アニメも大好きな私ですが、あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない、というアニメ史に残る神作品の聖地である秩父も近いので、エモーショナルな気持ちになります。 花火大会一日の売上を推定するので、計算式は 長瀞花火大会の売上=参加人数×1人あたりの支払い単価、とします。 参加人数、これが鬼門ですね。遠方から来る人(電車、車)、もしくは地元民、と大きく分けましょう。まず、電

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑪ 大島の祭りの売上規模

          会社の友人達と大島までキャンプをしに行ったので、その関連です。 祭りの売上=(島民の人数+島民外の参加人数)×参加率×平均単価 として算定する。 (直接視聴する人)の算定とする。 島民の人数は、約7000人 島民以外の参加人数は、フェリーの数から算定したい。15列×20行×2段×4便(1日あたり)=2400人 そのうち、8割の人は参加してると想定。 また、平均単価は3000円程度と想定できるので 9400×0.8×3000=約2400万円程度か。 それにしても、夏

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑪ 大島の祭りの売上規模

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑩ スシローの年間売上

          さて、10回目になりました、フェルミ推定のお時間。最近忙しすぎて日々の修練の時間が取れてないですが、最低限これだけは。 さてさて、今回は1企業の売上を求めるケース。純利益まで想定もしてみます。 スシローの年間売上=店舗数×1店舗あたりの売上=人口あたりの店舗数×1.2億人×一日あたりの来店数×単価×365 1度道府県あたりの店舗数は、人口の集中度合いに比例するか。ほぼほぼ人口に比例すると想定して、まずは東京で考えたい。スシローは東京の山手線やその他の地下鉄駅の周辺であれ

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑩ スシローの年間売上

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑨ ~BPO(外部への業務代行)市場の算定~

          たまたま、最近BPO関連のサービスについて触れる機会が多いため、この市場を少し検討してみたい。 基本的には、リソースが足りない企業に対して、業務代行を外部で依頼を受けるビジネスであり、時間のある一時的に休暇に入っている主婦などを集め、作業を代行するサービスである。 かなり市場的には広がっているようですが、ざっくりと試算をしてみます。 大枠の市場規模の計算式は、BPO市場規模=企業数×リソース不足企業率×外部への依頼率×1企業当たりの人工×単価 企業数は機能している企業

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑨ ~BPO(外部への業務代行)市場の算定~

          思考力向上委員会 ~フェルミ推定⑧~歯医者の1日の売り上げ

          たまたま、近所の歯医者に行きまして、親知らずすべて虫歯になってました。。。悲しかった。。そして親知らずをまず一本抜きました。意外とすぐに抜けますね、、、 簡単に、歯医者のビジネスモデルも含めて事業成長のキーポイントを探したいなと。 歯医者の売り上げ/年=1日当たりの来院数×単価、とシンプル。 1日当たりの来院数=1時間当たりの来院数×診察時間 この1時間当たりの来院数というか、治療者の数をいかに増やせるか、あとは単価をいかに上げることができるかが勝負。 また顧客リレーショ

          思考力向上委員会 ~フェルミ推定⑧~歯医者の1日の売り上げ

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑦ ~長岡花火大会の経済効果について試算する〜

          長岡花火大会に人生初で行ったので、ついつい職業病チックに試算しました。 経済効果=長岡花火大会への参加人数×1人あたりの支払い単価+企業からの協賛・広告費 と大枠の計算式を想定します。 長岡花火大会への参加人数は、まず大枠新幹線で都心部から来るケースと車で来るケースで大きく分かれます。基本的に新幹線で来る人の方多そうですが、ここは同じ比率くらいとして試算します。 参加人数=(新幹線で来る人+車などで来る人)×3日 基本的に新幹線の本数は当日長岡に向かうもので20分に1

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑦ ~長岡花火大会の経済効果について試算する〜

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑥

          たまたま渋谷にいたので、渋谷の一日あたりの飲食店の売上を求めてみたい。 一日あたりの飲食店の平均売上×店舗数 =来店者数×平均単価×平方km辺りの店舗数×渋谷の面積km2 来店者数は土日で大きく別れそうではあるが、平日も学生や社会人が飲んでたりするので、意外と分からない。ただ金曜土曜は平日の1.5倍ひとが入ると想定しよう。(勝手に渋谷は夜の街と想定している笑) 仮に平日は一時間あたり平均30名で、昼の12時から回転、夜の24時で閉まるとする。 その場合は360名が一日で来

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑥

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑤

          たまたま電車に乗ってるので、電車に乗る人の市場全体と、1社辺りの売上を求めてみたい。 考え方のひとつとして、1社あたりの市場規模×シェア率、として求めてみる。 市場規模 =日本人口×一日あたりに電車に乗る割合×1日あたりの乗車賃×365日 =12,000万人×1%(仕事がある人の中でも出勤が電車である人。リモートの人も増えてきているが、移動がまだある人もいるだろう。またそれ以外のアクティビティで外出時に電車を使う層も都会中心に多いのでは。)×500円(計算のしやすさもある

          思考力向上委員会 フェルミ推定⑤

          三重交通の財務分析

          思考力向上委員会で、バス会社の収益を求めたので、 それと絡めて面白そうなので、バス会社の収益を調べたい。 上位のバス会社はほとんど電鉄系列から派生しているものなので、IR情報からだけだと見づらかったため、一事業がほぼバス会社の運営である企業を選定しています。 以下から始めていきます。 PLを見て、やはりと思ったとおり、と意外だったところがありました。原価率はやはりかなり高いビジネスであることは下記からもわかりますので、それは思った通り。 下記の、旅客運輸収入以外の「商品

          勝手書評「BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?」

          直近でも非常に面白いなと思った本。かなり示唆深く、各要素はいろいろなプロジェクトに関する本でも言われていることもあるが、非常に体系的である。 マインドマップにまとめてみましたので、もし気になる方がいたらぜひ詳細を本で読んでみてください。 本書の内容を簡単にまとめると下記のような感じになるかなと。

          勝手書評「BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?」

          思考力向上委員会 フェルミ推定④-3

          今回でバス会社の収益を求める問題は最終回。 最後、コストの算出をして、収益をおよそ求めていく。 ちなみに、もともとの計算式は下記である。 【バス会社の年間収益】 toCの利用者の売上+toBの利用者の売上+その他広告収益ー車両費・メンテナンス・ガソリンコスト・人件費・広告などのコスト 下記の二つの記事でtoCの利用者の売上+toBの利用者の売上を算出しており、事業としての売り上げは大体 14億+10億≒約25億円程度と想定。各コストをどの程度見立てるべきかによって収益構

          思考力向上委員会 フェルミ推定④-3

          思考力向上委員会 フェルミ推定④-2

          こちらの続き。バス会社の収益を求めていきます。 バス会社のB向けの事業の売上も想定したい。 これはいくつかアプローチ方法がありそう。 1つ目は法人企業側からの算出である。 2つ目はバス会社起点での算出である。 せっかくなので、両者アプローチしていく。 【法人企業側からの算出】 こちらはマーケットサイズをある程度把握出来るアプローチである。 大枠のアプローチは下記の通りだろうか。 B事業におけるバス会社の収益=日本の法人数×法人研修・懇親旅行実施率×年間実施回数×貸切

          思考力向上委員会 フェルミ推定④-2

          思考力向上委員会 フェルミ推定④-1

          今回は本からではなく、バス会社の年間「収益」を計算してみたい。少し骨が折れそうな計算。 少しずつ回をわけて計算してみたい。 大枠の計算式は下記の通りか。 バス会社の年間収益=toCの利用者の売上+toBの利用者の売上+その他広告収益ー車両費・メンテナンス・ガソリンコスト・人件費・広告などのコスト 今回はまずtoC側の利用者の売上を求める。 toC利用者の売上=①ツアー系の売上+②運行路線の売上 ①ツアー系の売上=年間のツアー本数×平均参加人数×1人あたりの単価 大体年

          思考力向上委員会 フェルミ推定④-1