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【数字あわせ】自宅で簡単!すぐできる療育活動プログラム|放課後等デイサービス・児童発達支援にもおすすめです!

今回は自宅ですぐにできる療育活動プログラム「数字あわせ」を紹介します。
 
自宅はもちろん。
 
放課後等デイサービスや児童発達支援でもそのまま画像を印刷すれば今からでもすぐに実践できるのでおすすめです。
 

「数字あわせ」とは

「数字合わせ」の活動

「数字あわせ」の活動は、指定された数字を見つける活動プログラムです。

数字を覚えられて、集中力、思考力、判断力を養える活動です。そして、見た目からも活動内容が子どもにとって簡単なことがわかるので、子どもは抵抗なく楽しく参加してくれます。
 
今回の活動「数字あわせ」を、子どものためにわかりやすく実践するためにはどのような内容にすればいいのか、そして、どんな画像がいいのか考えて作ることに私は30分かかりました。
 
不器用です…。
 
しかし、この記事を読んで頂いているあなたは、画像を印刷すればすぐに子どものために活動を実施できるので私よりも「20分」時間を短縮できます。
 
「20分」は貴重です。
 
質問です!

「20分あればあなたは何をしますか?」
 
私なら、
 
・コーヒーをゆっくり飲みながらYouTuberの動画を2本見ます。
 
・自分の時間をふやしたいので個人の仕事を20分やって定時で帰れるようにします。
 
・子どもと遊びたいので子どもと遊ぶ時間につかって子どもとの信頼関係をUPさせます。
 
そんな貴重な20分。あなたなら何をしますか?

 
さらに20分という時間をお金にすると、20分はあなたの時給の1/3 です。
 
時給が1000円の方は333円です。
 
時給が1000円以上の方はもっと高いです。
 
333円あれば何をしますか?
 
私なら、
 
・美味しいコンビニのスイーツを買います。
 
・いつも買っているお肉100gの値段をあげて美味しい牛肉を食べます。
 
・行ったことないパン屋でコーヒーに合う美味しいパンを買います。
 
私の場合、全部、食べ物になっていますね(笑)
 
そんな貴重な20分で得られるお金。あなたならどんなお金の使い方をしますか?
 
そのくらい20分という時間は短いようで、あなたにとってとても貴重でたいせつな時間です。
 
そんな貴重な時間をサクッと作るためにも今回の記事内容や画像を利用してパッと使ってもらえると嬉しいです。そして、「数字あわせ」は子どものためにもなるので、やらないで子どもの成長機会を逃して後悔するくらいなら実践してみて損はないと思います。
 
【かんたん動画紹介】
 私のインスタのリールで今回の「数字あわせ」の実践動画を投稿しています。

動画を見て、何となくやり方をイメージできて画像だけ欲しい方はこちら。(ちなみに、動画は私の息子ちゃんに協力してもらっているので幼児用にレベルを下げています。難易度を上げた実践方法は記事内で紹介しています。)

「数字あわせ」画像1
「数字あわせ」画像2
「数字あわせ」画像3
「数字あわせ」画像4
「数字あわせ」画像5
「数字あわせ」画像6

用意するもの

・数字の画像(手書きも可)
・サイコロの目が書かれた画像(手書きも可)
・紙コップやブロックなど

実施方法

さまざまな子どもに実践できるようにできるだけスモールステップで手順表を紹介しています。
 
お子さまの実態に合わせて手順表を飛ばしたり活用したりして頂けると嬉しいです。

【STEP1】画像を印刷する

画像を印刷します。
今回の活動は画像を印刷しなくても手書きでも対応できます。ただ、印刷したほうがあなたの貴重な時間を短縮できます。

【STEP2】準備をする

活動が実施できるように準備をします。
印刷した画像をそのまま使っても、クリアファイルに入れて使ってもOKです。私はいつも使えるようにシートを使っています。

【STEP3】数字の確認

子どもがスムーズに活動へ参加できるように、数字を子どもに伝えて画像をタッチさせます。

【STEP4】「サイコロの目」の確認

子どもがサイコロの目の読み方(数字の内容)をわかっているのか確認するために数字を子どもに伝えて「サイコロの目」をタッチさせます。

【STEP5】ルール説明

紙コップ(ブロック)を置いた場所の数字と同じ数の絵柄をタッチする。
 
数字とサイコロの画像を用意して、子どもはあなたが触った数字(サイコロの数字)と同じ数字を見つけて素早くタッチします。
 

【STEP6】実施

始めはサイコロの目に紙コップ(ブロック)を置いて、子どもに数字の絵をタッチしてもらうようにします。

実践の様子


次は反対に数字に紙コップ(ブロック)を置いて、子どもにサイコロの目をタッチしてもらいます。

実践の様子

【STEP7】難易度を上げる


☆「たし算」「ひき算」を取り入れる。
 
赤→「たし算」
青→「ひき算」
 
色については「たし算」と「ひき算」を子どもがどっちをすれないいのかわかればOKです。
 
紙コップを赤で塗ったり赤いシールを貼ったり、赤のブロックだけで作ったりすることができます。
 
赤の場合は足し算をするので、置いた数字に対して+1をする。
 
青の場合は足し算をするので、置いた数字に対して-1をする。
 
例えば、
 
サイコロの目の3に赤い紙コップを置いたときは、子どもは3+1で4をタッチさせるようにします。5の場合は5+1で6をタッチしてもらうようにします。
 
 
青い紙コップの場合は、サイコロの目の3に青い紙コップを置いたときは、子どもは3-1で2をタッチさせるようにします。5の場合は5-1で4をタッチしてもらうようにします。
 
☆ノーマル、足し算、引き算をランダムで実施する。
ランダムにすることで難易度をグッと上げることができます。
 

注意ポイント

「スピードは子どもに合わせる」
子どもによっては答えを見つけることに時間がかかる場合があります。そのときは子どものペースに合わせながら活動を実施しましょう。成功体験を得られるようにすることがたいせつです。

失敗談

今回の活動、「数字あわせ」を実践したときに私が失敗した内容をいくつか紹介します。活動を実施するときの参考になれば嬉しいです。

☆子どもが活動に楽しく参加してくれたので、徐々にペースを上げると、子どもが「速い!」「わからない!」と怒りだしたことがありました。子どもが楽しくしていても難易度を上げるときには子どもの様子を見ながら配慮する必要があることを学びました。
 
☆子どもが楽しく参加してくれて、活動の達成感と楽しさが重なってどんどんテンションが上がっていきました。そして、テンションが上がることで紙を手で叩く力が強くなり紙が破けてしまい次から使えなくなってしまいました。必要な数字がなくなってしまうと、途中で活動をやめなければいけなくなるので、そうならないために、手でタッチするのではなく、同じように紙コップ(ブロック)を子どもに持たせて実施すればよかったと思いました。また、紙だけにはせずにシートやクリアファイルなどを使って破れないように保護すればよかったと思いました。これをきっかけに私はシートを使うようになりました。
 
☆応用の課題を実施したときに、言葉だけを聞いて計算することが苦手な子どもがいました。頭の中で計算することが難しくて活動を楽しめなくなった子どもがいたので、はじめに子どもと一緒に1から6を順に足し算引き算の確認をすればよかったと思いました 。または、紙に式を書いて視覚的な支援をして対策をすればよかったと反省しました。

まとめ:「数字あわせ」の活動は悩むなら子どものためにやったほうがいいです!


 今回は自宅ですぐにできる療育活動プログラム「数字あわせ」を紹介しました。
 
「数字あわせ」の活動は、指定された数字を見つける活動プログラムです。
 
子どもが数字を覚えられて、集中力、思考力、判断力を養える活動です。そして、見た目からも活動内容が子どもにとって簡単なことがわかるので、子どもは抵抗なく楽しく参加してくれます。
 
自宅ではもちろん。

放課後等デイサービスや児童発達支援でもそのまま画像を印刷すれば今からでもすぐに実践できるので、子どものためにぜひ実践してみてください。
 
最後まで読んで頂きありがとうございました。
 
こちらの画像を印刷して子どもの成長のため、あなたの時間を有効活用するために使ってください。ちょっとでも役に立つと嬉しいです。

「数字あわせ」画像1
「数字あわせ」画像2
「数字あわせ」画像3
「数字あわせ」画像4
「数字あわせ」画像5
「数字あわせ」画像6


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