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オーベルジュの作り方③

一人当たりの売り上げを20000円〜25000円に目標設定にしたとしよう。個人が独立して宿泊業に専念するにはおおよそ5つの問題がある①食事スタイル(和食・洋食・イタリアン・フレンチ・定食・田舎の料理)②サービススタイルをどのようにするか?ブッフェスタイル・フレンチスタイル前菜〜メイン〜デザート・定食スタイル(トレーに全部にまとめる)スタッフ1、2名でスタート切るとして真っ当にやるとおよそ8名が限界値かもしれない、これよりも少なくても多くてもサービスのバランスが悪くなる。調理の準備と配膳の対応に追われてできない③アルコールの有無(ワインや日本酒ビールなど地元にこだわる)ソムリエの資格などチラつかせない方がお客様にプレッシャーはかからない、地元にこだわった延長線でやるのが良い、結局お客が求めているのは地産地消で、高級なワインやウイスキーなどは数本あれば事足りる。営業しながら考えていけば良い、詳しくなくても大体お客が教えてくれるケースも多い④部屋の内装・調度品(大体リサイクショップで用が足りる場合が多い)趣味でやるなら高級家具もアリかもしれないが、外装と内装のバランスはセンスによる要はチープな建物なのに高級家具は合わない⑤決済システムを丸投げするのが良い前回も書いているが電話応対・やりとりなど相当の時間がかかるケースがあるのでなるべく現地決済は少なく済むようにする。追加分だけとるのが良い。本当に予約だけしてキャンセルする輩が多いのだ。一般的に考えても2週間前のキャンセルチャージは30〜50%、1週間前で80〜100%のキャンセルチャージがかかるものである。このままコロナ対応が遅れていけば、高齢化も重なって良質な物件が出てくる可能性がかなり大きい算段になるが、やると決めたら脳味噌をシュミレーションしておくのが良い。大恐慌とまではいかないが経済成長が見込めない今の時期右肩上がりの売りげを作るのは難しい。だったら徹底的にコストを省いた戦略を取らざるを得ない。今後大手の会社サラリーマンたちも経済規模が小さくなるので苦境に立たされる事になるので第二の人生のセカンドライフを考えなくてはならなくなった。コロナで状況が一変している時代なので予定していたことは進まなくなっている、ある意味お金のない人にもチャンスがきた、地方は疲弊していくので、頑張る人を応援したいシステムが満載なのだ。大手企業の拡張路線が消えた今、人を雇わない、雇われない生き方が増えてくるだろう。ここで一つ今まで書いたことを網羅しているオーベルジュを紹介しておこう。長野県 蓼科にある「オーベルジュテラ」スモールオーベルジュとして家族経営をしていて人気だ。参考にしてみると良い。夏は予約が取りづらいが、オフシーズはオーナーが色々教えてくれるかもしれない。https://www.ikyu.com/00001626/?ikyh=p__s_accnm&ikCo=ik000407

次回 オーベルジュの作り方④ 必要な業者とは?

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