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アルコールを飲むお客・・飲まないお客・・

※ヴォーヌ・ロマネ村上空写真   ロマネコンティ畑

レストランや宿泊施設にとってアルコールを沢山設定しているところは飲むお客と飲まないお客ではサービスに大きな違いがでてしまう。日本人にとってアルコールが本当にダメ人間は平均したら10名中2名ほどの確率かもしれない。サービス側としては当然飲んでもらえるお客には「敬意」を払いたくなるが、飲まないお客は「・・・?」「なんだ飲めないのかよ・・」と内心思っているのが正直な気持ち。どうしても単価が上がる方にソムリエやサービスマンはフォローしがちになる!もちろん表面上はにこやかにさりげなく接客するがこれはいたしかたない。サービスパフォーマンスの高いレストランになるとミネラルウォーターを強要されたり、ノンアルコールをお勧めされるのは普通。水だけで3000円ー6000円なんてこともよくありがちだが、満足度が優先する場合「暗黙の了解」なのかもしれない、健康上の理由から飲めない人もたくさんいる。今後もっと増えていくと考えた方がいい。人口減少からもそのようになる。またノンアルコールだけでペアリングも単価の高いレストランの特徴でよく考えているし、今後の対応としてもそうならざるを得ないはず飲む人がどんどん減っているわけだから。。日本人感覚だと飲みたくないのに、お金を払うのは嫌だ!というマインドが働いてしますが、ちょっとでも良いサービスを受けるにはアルコールを飲まなくても興味あるふりして「何かを頼むのが得策」会話の糸口になるし、コミュニケーションツールと考えれば良い感じだ。ヨーロッパなどちょっと古風な星付きレストランなどはチップがわりに2000ー3000円のワインをボトルで注文してグラス1杯ほど飲んであとはスタッフたちにおていく!用は飲まないのにボトルを注文する風習が残っている。コミュニケーションの一環としてだが、お客もサービスマンもそのようなマナーを教えたり、教えられりすることが粋な計らいだった。もちろん高額なサービス料を徴収しているレストランはこの限りではないが、国が違えばちょっとしたサービスマナーも違うので良いサービスを受けるためにも事前に調べてから行くのがお勧め!アルコール大国においてはアルコールを飲まない人は特に肩身が狭い。。どうやって対応するか?

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※アルザスーストラスブール

ミネラルウォーターと飲まなくても良いのでグラスシャンパーニュぐらい注文しておくと良いかもしれない。。。ロックダウンが残るヨーロッパにおいて1、2年経ってまた楽しめる事を祈るぐらいしかできないが、世界中のサービススタンスがこれで変わる訳だが古き良き時代だったで終わりたくないばかりである。

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