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良いサービスとはお客との関係性で構築される。最初から求めるおかしな客

最近はインターネットの口コミを参考に宿泊先を決めるケースが多いのが主流だ。良いサービスを受ければ書きこみたくもなるだろう。宿泊施設にとって良い評価は嬉しいが悪い評価は面倒だ。返信に言い訳がましい返事をしなければならないからだ。そもそも初めて行った宿泊所でいいサービスを受けらる確率は50%と考えよう。そう「運」が良かっただけだ。運を引き寄せる人徳のある人も中にはいるだろうが、実際のホテルや旅館は日々のルーチンワークの積み重ねできている日進月歩だ。100%万人に受けるサービスなどない。サービスマンの体調が悪かったり、子供の運動会、前日にお客に付き合わされ朝まで飲まざるを得ない・・あなたが宿泊したその日には色々なお客様のジレンマや問題が起こったりしている、店主の気分だったり、ストレスであったり、お客様は神さまの時代はとっくに終了だ。お客が気を使い、店主もそれに呼応して関係性が構築される。そもそも評価が高いレストランは元々の顧客がたくさんいて長い時間を使って応援してくれていた。評価を理由に初めていった宿で横柄な態度やルールを守ら乱ければいいサービスを受けるに値しない人間だ、良くある話だが例えばチェックインが15時なのに14時ごろ入り「入れますかー?」の常識のない一言・・本人にしてみればちょっと早くついたぐらいの軽い気持ちだが、日々時間に追われている宿にとっては10分、20分の差は他のお客の時間を奪うまでに発展する、15時に間に合うように動いているのにその前にその作業を「止める一言」でどれだけ時間を奪われるか・・このような人種は結論「自分の都合しか考えてない」これはあくまでスモールオーベルジュ系の話ではって大手ホテルはこの対応は全く問題はないだろう。初めて伺う宿泊所に期待するのは当たり前だが限られた予算しか払わず求めるのもおかしいのだ。ここである統計が出ている、ビジネスホテル・ラブホテルは対象外とするが、現デフレ化の日本のオーベルジュや宿泊施設での一人単価が15000円未満のお客ははっきり言って「質」が悪い。22000円を超えたあたりから上質のお客と言えよう。もちろん宿泊施設サイトもそれにそぐうサービスは必要だが平均して10000円台はわがままが多く、20000円台は扱いしやすいと言うことになる。あくまで統計上の話であって全てがこれに当てはまる事はないが、ひとつの目安としてもらいたい。もちろん一晩に10万、100万つかう人も少ながらずいるわけでそれは特別枠で考えたい、100万つかう施設が特殊か?といえばそうでもないハードにお金がかかっているだけで、得手してサービスはチープなものが多い。そうでなければ一人のスーパーサービスマンが存在するかだ、(高級クラブは別)経営上大手企業は均一化サービスを求めるし余計な事はしてもらいたくないご時世だ、大手ほど決まり文句にお決まりサービスは徹底している。差し障りのない返答はしてくれるだろう、だがはっきり言って本音は言えないのだ。そこへ行くとオーナーレストラン・宿泊施設は本音の付き合いができる。その地場に詳しく本気で話してくれる。そこを楽しみにしていけばいいだろう。きつい言い方かもしれないが、お客もコミニケーションや気をつかえなければオーベルジュ(スモール宿泊所)には行くべき出ないのだ。

次回ー水にこだわれば料理は美味しい?

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