「くだらない」ことの有り難さ
さて、今度は「まん延防止等重点措置」なるものが発令されて、再び東京都より営業時間短縮要請が出されました。営業時間は、またまた20:00まで(酒類の提供は〜19:00)になっております。何卒宜しくお願い申し上げます。
それにしても、ここのところ立て続けに色々な政策名をうたった要請が出されており
「東京都感染防止対策」(営業時間 〜22:00)
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「緊急事態宣言」(営業時間 〜20:00 酒類の提供 〜19:00)
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「緊急事態宣言延長」(営業時間 〜20:00 酒類の提供 〜19:00)
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「段階的緩和期間」(営業時間 〜21:00 酒類の提供 〜20:00)
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「リバウンド防止期間」(営業時間 〜21:00 酒類の提供 〜20:00)
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「まん延防止等重点措置」(営業時間 〜20:00 酒類の提供 〜19:00)
マンションの名前じゃないけど、そのうち使える名前がなくなるのではないか心配である。
それはさておき、
またまた〜20:00までの営業時間になったのだから、何かやらねばと思案している。コンビニバイトやウーバーイーツをやるのもいいかと思ったが、とても僕には務まりそうにないので、やはり今後のお店のことも考えて、また「note」の投稿に注力することにしようかと考えている。
しかしながら、
前回の「緊急事態宣言」の時に、お店の「宣伝」と称して、我ながら頑張って書いたつもりなのだが、改めて過去の記事を読み直してみると、とにかく「くだらない」なあ、の一言に尽きるのである。
よくもまあ、こんなくだらない店の話や、みっともない昔の話を、ダラダラと書けたものだと、つくづく嫌になる。
あくまで「宣伝」とはいえ、文章は文章である。人様に見られる可能性のあるものなのだから、もう少し有益な情報なり、高尚な言葉なりを載せられないものか。
そんなことを考えていると、どうにも気が重くなってくる。
そんな時、僕が「気休め」に読む文章というのがある。あえて作者は伏せておくが、その方の文章を読むと、ご本人も作中で書かれている通り、全く「くだらない」文章なのだ。
だが、そんな「くだらない」文章が、これまた「くだらない」文章すら書けなくてうんうん唸っている人間にとっては、非常に助けになる。
もちろん、文筆業でも営もうとする方なら、「もっと高尚な文章に常に触れておくべき」とおっしゃると思うが、こちらは「街場のバーテン」の宣伝文句である。
そんな人間にとって、
「あ、こんなんでもいいんだ。」と思える文章って、本当に有難いのである。
皆さんにも、そんなことってありませんかね。
映画だと、アンドレイ・タルコフスキーより「南極料理人」をつい観ちゃうとか。
いつもいつも「高尚」なことばかりでは疲れる。
「くだらない」ことでも、時には人を励ますのである。
そう思って、誰かの「気休めに」なればと、また始めようと思っている。
神保町へお越しの際は、是非お立ち寄りください。
でも、誰かの「気休め」は、やっぱり誰かがうんうん唸った結果なんだけど。
お待ちしております。
Glowing light / No Spirit
Lofi Records
2020
(本文の最後に、お店でよくかける音楽を紹介しています。お家でお酒を飲まれる際に是非どうぞ。今度お店に聴きに来てくださいね。)
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